4次元 5次元 期待!期待! リンッ♪リンッ♪リンッ♪ おはよう WakeUp!! 燃えろ!!鋼鉄魂!! 道なき道をBABYMETALと共に!!

初めてのフェス!!サマソニ 2019 体験レポート ヤバかったBABYMETALとブリング・ミー・ザ・ホライズン【後編】

や、やめて!!マジで死ぬ!!!

ア、アカン・・・。

もう体力の限界です・・・。(>_<)

 

サマソニは晴れて20周年を迎えることになりました。

会場の幕張メッセやマリンスタジアムは、きらびやかなオブジェで出迎えてくれます。

 

そして、チケットはSOLDOUT。

BABYMETALも祝福しています。

 

 

そんな祝祭モードのなか、ボッチ参戦の私はただ一人テンションを落としていました。

 

初めてのフェス!!サマソニ 2019 体験レポート ヤバかったBABYMETALとブリング・ミー・ザ・ホライズン【前編】

※今回のお話は前回からの続きです。まだ上記を読んでいない方は上記を読んでから本編をお読みください。

 

やなもの見ちゃった・・・。

 

そこへ登場したのが、ブリング・ミー・ザ・ホライズン。

そして、マウンテンステージのトリを飾るBABYMETAL。

 

これから世界の頂点に躍り出るであろう両雄は、私のだだ下がりなテンションを嘲笑うかのように凄まじいパフォーマンスを繰り広げます。

 

私は生涯忘れない体験をすることになりました。

 

ブリング・ミー・ザ・ホライズン(BMTH)はヤバイ!!

 

ステージで悪態ばかりつくラップ。

そして自分のことしか考えないエゴの塊のお地蔵さん。

 

気分が悪い。

 

そんなネガティブオーラに包まれていた私を救ってくれたのがブリング・ミー・ザ・ホライズン(BMTH)でした。

 

MANTRA、The House Of Wolves、medicine、wonderful life

 

私はマウンテンステージにとどまっていましたが、マシンガン・ケリーのパフォーマンスが終わると、人が続々と集まってきました。

 

いよいよ始まる、といった感じです。

 

しばらくして会場が暗転。

マウンテンステージは大歓声に包まれます。

 

会場の空気が一変しました。

今までいたところと同じとは思えないほど、会場のボルテージは高まっています。

 

そして、オープニングは『MANTRA』。

ハイクオリティなサウンドに私の魂はブルブルと震えだします。

 

「なんて、つまらないことにフォーカスしていたのだろう・・・。」

 

一瞬にして私のネガティブオーラは消し去りました。

音楽の力を痛感した瞬間です。

 

ちなみに今日のお昼は「マントラ」というインドカレー屋でカレーをいっぱい食べた。

 

・・・。

 

まったく関係ない!!

 

私の調子もあがってきました。(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

 

『The House Of Wolves』はめっちゃエモいです。

デジタルサウンドからいきなり凶暴なギターのリフ。

このまま狂気に進むと思いきや、エモーショナルな大合唱が始まります。

 

そして、また狂気に戻る。

 

その反転の疾走感がたまりませんでした。

ヘビーなバンドかと思いきや、それだけでないのがブリング・ミー・ザ・ホライズンの懐の深さ。

 

続いて『medicine』では、良質なポップソングを披露してくれます。

その知性の高さにやられてしまいます。

これが、私がブリング・ミー・ザ・ホライズンにハマるところ。

 

そして、ギターの歪みが印象的な『wonderful life。』

サビではみんな大合唱。

ブリング・ミー・ザ・ホライズンは、みんなと一緒になって大合唱できるところがたまらなく楽しいのです♪

 

私は、どんどんブリング・ミー・ザ・ホライズンの魅力に引き込まれていきました。

 

やはりライブはシートで座って見るよりも、スタンディングでみんなと一緒に合唱したり、体を揺さぶったり、時には体をぶつけ合ったりする方が断然楽しい!!

それを身をもって知ることができました。

 

Shadow Moses、Happy Song たまらない良曲が続く

 

『Shadow Moses』はたまらんのです。

2015年のReading Festivalのライブ映像を見てドギモを抜かされて以来、この曲は私の中で最もホットな曲の一つです。

 

※この時、オリヴァーはBABYMETALのTシャツを着ていました。
世界一カッコ良くBABYMETALのTシャツを着こなすオリヴァー・サイクス。
それにしてもカッコ良すぎでしょ!

 

ボーカルのオリヴァー・サイクスと一緒になって絶叫するのがたまらなく気持ちが良かったです。

サマソニの帰り道、この曲が何度も私の脳内で再生されていました。

 

そして、『Happy Song』。

この曲は壮大です。

 

オリヴァーが「Pushing Back!!!」と煽りを入れると、どこからともなくがたいのよい外人の男性が現れました。

そして、彼はピットを仕切り出します。

 

いわゆるこれがピットマスターというやつなのでしょう。

彼の仕切りはとても見事。

みな彼の仕切りに素直に従います。

 

そして、全員満面の笑み。

これから行なわれることにワクワクして仕方がないといった様子でした。(笑)

 

そして、オリヴァーが叫ぶと、それに呼応しピットマスターが「Go!!」と指示。

私の目の前でモッシュが発生!!

 

BABYMETALのために体力を温存しておかなければならなかったのですが、そうもいってられません!

私のテンションはすでにMAX。

たまらずモッシュピットに参加してしまいました。

 

そして、全身全霊でブリング・ミー・ザ・ホライズンの良質なサウンドに身を預けました。

 

飛びまくり、走りまくりです。

 

実はこれが私の人生において初のモッシュピットです。

それはもう最高でした!!

 

「こんな楽しいものがこの世にあったのか。」

 

私はモッシュしながら、最高の体験を味わえていることの喜びを噛み締めていました。

 

そして、会場はの熱は最高に高まっていました。

 

※ちょっと、このライブ動画はヤバイです。鳥肌が立ちました。

 

そして、オリヴァーはBABYMETALについて言及します。

この会場にはかなりの数のメイト(BABYMEYMETALのファン)が押し寄せていました。

そのMCに大歓声があがり、さらに会場の熱は高まりました。

 

 

その様子は、BABYMETAL翻訳さんのサイトで見ることができます。

【動画】BMTHオリヴァー・サイクスのサマソニライブMC 日本語訳(BABYMETAL翻訳さんより)

 

いや、世界屈指のアーティストにここまで言わせてしまうとは恐れ多いです・・・。

それにしてもオリヴァーはBABYMETALにゾッコンですね♪

 

ブリング・ミー・ザ・ホライズンはメロディが優れています。

『mother tongue』のコーラスがとてもエモい。

会場の一体感を生み出します。

 

そして、オリヴァーはファンと積極的にコミュニケーションを図ります。

 

 

ちなみに前日のサマソニOOSAKAではファンからプレゼントされたと勘違いしたのか、BABYMETALのキツネ面を奪い取っていました。(笑)

 

 

※オリヴァー、3s太郎METALさんにキツネ面を返してあげてぇ〜。(笑)

 

そして、凶暴な『suger honey ice & tea』から、また反転。

しっとりしたバラードの『Follow You』へと続きます。

 

まさに感動的な体験でした。

 

恐るべし!! Drown、Thron

 

ほんと、ブリング・ミー・ザ・ホライズンはエモいです。

ここまでくると、何だか泣けてきます。

『Drown』では、みんなで奏でる大合唱に魂がこれでもかと震え上がります。

 

そして、最後は『Throne』で締めくくるものだから、もう最高なわけです。

これも2015年のReading Festivalのライブ映像を見て以来、最もホットな曲の一つ。

とても冷静にはいられません。

 

※ブリング・ミー・ザ・ホライズンの楽曲はどれもクオリティがハイレベル。

 

もうここで全てを出し切っても構わない。

モッシュピットのテンションは最高潮に達していました。

みな一心不乱にブリング・ミー・ザ・ホライズンの良質なサウンドに身を預けていました。

 

そして、パフォーマンスは終了。

マウンテンステージは大歓声に包まれていました。

みなの顔を見ていると、心の底から満足したことが伺えます。

 

最高だった!!

 

私の目の前にあのピットマスターがいたので、私は思わず「Thank You!! You are Great!!」と声をかけました。

ピットマスターは快く応じてくれ、ハイタッチと軽めのハグを交わしてくれました。

 

私はブリング・ミー・ザ・ホライズンで完全燃焼してしまいました。

 

・・・。

 

いっけない!!

すっかりBABYMETALのことを忘れていた・・・。

 

そう、本番はこれからです。

 

しかし、体力は残り僅か。

できれば横になって休みたいぐらいです。

 

やってしまいました・・・。

 

こんな状態でBABYMETALを迎えることになってしまいました。

これからどんな過酷な体験が待っているのでしょうか。

 

・・・

 

Go To HELL!!

 

か、かんべんしてください・・・。

 

 

BABYMETALはもっとヤバイ!!その1

 

ブリング・ミー・ザ・ホライズンのパフォーマンスが終わり、ステージでは転換作業が行われていました。

ここで人の入れ替えもあり、休憩ができるだろうと思っていたのが甘かったです。

 

まったく人が動く気配がありません。

 

むしろ後方からの圧縮は強まる一方で、私は身動きがとれない状態に陥ってしまいました。

とても休める状態ではない。

 

ヤ、ヤバイ・・・。

 

私は一息つくのを諦めました。

ここからBABYMETALのパフォーマンスが始まるまで圧縮に耐えるほかありません。

 

時間にして約30分。

人口密度の高いなか、何もせずただひたすら立ち続ける。

 

少し気晴らしになるのがモニターに映るCM。

しかし、ひたすら繰り返されるのですぐに飽きます。

 

消耗している中でのこの待ち時間は、なかなかしんどいものがありました。

 

私はこの現状から脱するべく、現実逃避行を図ります。

そこで私はBABYMETALがサマソニに出場した経歴に思いを馳せました。

 

サマソニとBABYMETAL

 

BABYMETALがサマソニに始めて出演したのは2012年です。

この出演でBABYMETALは、サマソニ史上最年少出演アーティストの記録を樹立。

ステージは前回の記事でも触れたように、幕張メッセのフードコート脇に設けられたSIDE-SHOW。

このステージの出演者はほぼお笑い芸人や大道芸人で占められていました。

 

2013年に2度目のサマソニ。

BABYMETALは、4番目の規模のRAINBOW/FLOWER STAGEで出演しています。

そこで驚くことにヘッドライナーであるMETALLICAのドラマー、ラーズ・ウルリッヒがBABYMETALのステージを見学しました。

そして、METALLICAのギタリスト、カーク・ハメットとのズッ友写真は大きな話題を呼びました。

※このことがキッカケで、BABYMETALは世界のスターダムへの階段を駆け上がることになります。

 

2014年に3度目のサマソニ。

BABYMETALは2番目の規模のMOUNTAIN STAGEに出演しています。

そこでラウド系アーティストが揃った中でガチンコの戦いを繰り広げ、ラウド系のファンを唸らせました。

 

2015年に4度目のサマソニ。

BABYMETALは再びMOUNTAIN STAGEで出演しています。

大勢の観客を集め、入場規制がかかるまでになりました。

Twitter日本公式アカウントが集計したSUMMER SONIC 2015の話題になったアーティストランキングでBABYMETALが1位に輝くという快挙を成し遂げています。

 

2016年に5度目のサマソニ。

BABYMETALは3番目の規模のSONIC STAGEで出演し、初のトリを飾ります。

初のフェスでのヘッドライナーの大役を無事に果たしました。

 

2017年に6度目のサマソニ。

BABYMETALはメインのマリンステージで出演しています。

メインステージのヘッドライナーであるフー・ファイターズの前のセカンドヘッドライナーとして大いにサマソニを盛り上げました。

 

BABYMETALは、YUIMETALの脱退によりごたごたしていた2018年を除き、ほぼ毎年サマソニに出演しています。

振り返ってみれば、BABYMETALはサマソニでチャンスをつかみ、サマソニで着実にステップアップをしていることがわかります。

 

そして今回、いよいよMOUNTAIN STAGEでトリを飾る。

ラウド系の頂点として、これからヘッドライナーの大役を果たします。

 

諸君、首の準備はできているか?

 

まもなくして、会場は暗転。

今までにない大歓声がMOUNTAIN STAGEを大いに揺らします!

 

恒例の紙芝居が始まると、みな「待ってました!!」と言わんばかり。

この時点で異様な盛り上がりをみせます。

 

おなじみ染谷歩の緊張感あふれるナレーションは、

我々をBABYMETALの霊妙な世界へといざなってくれます。

 

いやでも期待が高まります。

この瞬間をどれほど待ったことか!

 

すでに圧縮が始まっておりましたが関係ありません。

みな嬉しくてしょうがないといった様子。

 

紙芝居はテンポよく、我々に語りかけてくるのでした。

そして、優しいキツネさまは、我々に重大なことをこっそりと教えてくれます。

 

「前前前世はこっちじゃないぞ!?」

 

イエーーー!!!

 

今日一番の大歓声です♪(笑)

 

 

これにRADWIMPSが反応。

 

 

めっちゃ盛り上がって参りました♪

 

さらにここから

「諸君、首の準備はできているか?」

と煽り立ててくるものだから、みな血走りながら

 

イエーーー!!!!!

 

と叫びます。

 

「もう一度聞く。首の準備は、で・き・て・い・る・か?」

 

うおおおおおーーー!!

きゃああああーーー!!

 

怒号と悲鳴のような絶叫が地鳴りとなって会場に響き渡ります。

 

メギツネ

 

そして、『メギツネ』が始まりました。

圧縮が凄まじいです。

こんなに押し込まれるとは想像もしていませんでした。

 

体がギシギシと軋みます。

 

それなのに「ソレ!」のところでみなジャンプするものだから、今度は体が上に持っていかれます。

私も負けじと「ソレ!」と全力で飛び跳ね絶叫しました。

 

アドレナリン全開!!

体の痛みもどこ吹く風でした。

 

全員、同じように「ソレ!」と絶叫していました。

そのエネルギーたるや、すでに危険水域に達しています。

 

 

※ソレ!の破壊力!! ゼブラヘッドの人が「What's Happen!?」と、とても驚いていました。

 

まばゆいばかりの照明が縦横無尽に走り回り、神バンドの神がかり的な演奏に酔いしれ、MOAMETALとアベンジャーズの鞘師里保のキレ味するどいダンスにノックアウトされる。

 

そして、SU-METALの超絶なハイトーンボイスで天に召される。

 

視線の先はまさに天国。

しかし、足元は強烈な圧縮と人々の怒号と悲鳴にも似た絶叫、まさに地獄と化しています。

 

天国と地獄が入り乱れるカオスな世界。

 

まさにここは八百万の神である伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)が天沼矛(あめのぬぼこ)で国生みを始めた天地創造の場と化していました。

 

この光景は生涯忘れることはないでしょう。

 

 

BABYMETALはもっとヤバイ!!その2

 

そして、その勢いのまま『ギミチョコ!!』へと流れていきます。

 

私は地に足がついてませんでした。

比喩的な表現をしているわけではありません。

ほんとに地に足がついていませんでした。

 

つまり体は浮きっぱなし。

なす術がない。

もう、笑うしかありませんでした。

 

死人が出る ギミチョコ!!、 PA PA YA!!

 

それにしても『ギミチョコ!!』は凶暴です。

なにひとつ甘くはありません。

 

「ちょこっと体重増えちゃったかな?」

と、心配する必要はこれっぽちもありません。

 

私は強制的にモッシュに巻き込まれてしまいました。

そこから脱出することは不可能。

 

だって、地面に足がついていませんでしたから・・・。

 

まるで洗濯機に押し込まれたかのごとく、私の体はぐるぐると高速に回転させられました。

天と地がひっくり返る錐もみ状態。

 

や、やせる・・・。

し、死ぬ・・・。

 

身も心も絞り上げられた私は綺麗に洗いあがったことでしょう。

きっと、私の魂はピッカピカのツルっツルっになったと思います。

 

そして、BABYMETALは容赦なく畳み掛けてきます。

なんと、ここで『PA PA YA!!』を繰り出してきました!

 

や、やめて!!マジで死ぬ!!!

 

みなブンブンとタオルを振り回します。

わたしも負けじとタオルを振り回します。

 

しかし、何かが物足りない。

タオルを回している手ごたえがない。

 

腕だけが空回りしている?

 

・・・。

 

あれ?タオルがない。

 

たしかタオルは首に巻いてあったはず。

しかし、どこにも見当りません。

 

どうやらタオルはモッシュに押し込まれたときに、おなくなりになってしまったようです。😭😭😭

 

ま、いっか。

それよりもこの一瞬をきらめかせることのほうが大切です。

私は一心不乱にジャンプしながら腕を振り回しました。

 

それにしても水しぶきが顔にかかります。

そう、それはタオルに含まれた大量の汗。

 

通常であればドン引きするところですが、まったく気になりませんでした。

みんなと一緒になってジャンプしタオルを振り回し「パパヤ」と絶唱する。

 

楽しくてしかたがありません!

 

近くにアイドルのような可愛らしい娘がいましたが、

その水しぶきを浴びてキャッ♪キャッ♪とノリノリで騒いでいました。

 

みんなバカです。

 

楽しくてしかたがありません!!

 

※当日のライブの様子はサマソニ公式からストリーミング配信(ギミチョコ!!とPA PA YA!!の二曲のみ)で見ることができましたが、現在はブロックされており見ることができません。

これは10月22日サマソニ2019の放映が行われるWOWOWに期待するしかありませんね。

 

FUTURE METAL、Elevator Girl、Shanti Shanti Shanti、ヤバッ!、Distortion

 

そして、ようやく静寂が訪れます。

おそらく『FUTURE METAL』であろう、インタールード(間奏曲)が始まります。

『From Dusk Till Dawn』を思わせるデジタルな音源はとてもオシャレです。

 

これにより、モッシュピットは束の間の休息を得ます。

 

始まってからここまで、息つくヒマもありませんでした。

ようやくここで一息入れることができます。

 

ゼェ、ゼェ・・・。

 

私の息は完全にあがっていました。

そして、足はつりまくり、ふらついていました。

意識が朦朧としています。

 

これはヤバイ!!

 

ここからの記憶はほぼ飛んでいます。(笑)

 

『Elevator Girl』で「上に参ります。下に参ります。」と人生の浮き沈みについて歌われているのですが下に行きっぱなし。

そこはすでに地下2000階でした。

 

カレーを食べたのはもう遥か昔のよう・・・。

『Shanti Shanti Shanti』が始まれば、まるで走馬灯を眺めているかのようでした。

 

恐れも、後悔も、混乱も、苦痛もなかった。

たとえば、火事のさなかのような、ゆるやかな死の危険に伴いうる、身のすくむような恐怖は、誰一人として感じなかった。

思考の働きは通常の速さや激しさの100倍にもなった。

客観的な明晰さをもって、出来事とその結果を眺めることができた。

時間は止まっていた。

次いで、しばしば、自分の全過去が突然蘇ってきて、落下している者は最後に壮麗な音楽を聞く。(p328)

 

引用元:なぜ人は死の間際に「走馬灯」を見るのか―解離として考える臨死体験のメカニズム

 

気になっちゃってどうしようでしたが、ただひたすらに『ヤバッ!』かったです。

か、からだが思うように動かない・・・。

 

『Distortion』ではかろうじて「WowWow」と合いの手をいれていました。

この時点で私のHP(ヒットポイント)は赤信号。

まもなく息絶えます。

 

そう、私は完全に体力マネージメントを失敗していました。

 

 

BABYMETALはもっとヤバイ!!その3

 

私はすでに体力の限界を感じていました。

曲のリズムに合わせてヘドバンしたり、ジャンプできなくなっています。

合いの手の声もか細く、今にも途切れてしまいそうです。

 

復活!! KARATE、ヘドバンギャー!!

 

そして、『KARATE』がはじまります。

SU-METALに「ひたすらセイヤソイヤ戦うんだ」とうたわれてしまっては最後の力を振り絞るしかありません。

 

SU-METALの力強い歌声は不思議と力がみなぎります。

知らぬ間に私は体力が全開に回復していました。

 

瀕死状態がまるで嘘のよう。

体が勝手に動き出します。

朦朧としていた意識もハッキリとしてきました。

声もよく通ります。

 

よっしゃ、ラッキー!!

 

モッシュピットにもみくちゃにされていた頃は、まともにステージを見ることなんてできませんでした。

その後、モニターでBABYMETALの三人を目で追いかけていたとは思いますが、なにせ記憶が飛んでいます。

MOAMETALと鞘師里保が、どんな感じだったかは全く覚えておりません。

 

ただMOAMETALの天使なコーラスと、神バンドの怒涛のサウンド、SU-METALの超絶なボーカルは体に刻みこまれていました。

 

ようやく意識がハッキリしてきたところでMOAMETALと鞘師里保の姿を確認することができました。

私の前方は巨大な壁で覆われていたので、私は小刻みにジャンプを繰り返し二人の姿を確認しました。

 

MOAMETALも鞘師里保もキレキレです。

そして、二人とも全然ペースが落ちません。

 

この酷暑のなか、あれだけの運動量は驚異的です。

普通なら過呼吸になってもおかしくないでしょう。

 

さらにダンスだけでなく笑顔を振りまいたり、シリアスな場面ではキリッとキメたり、表情ひとつとっても細部に渡ってBABYMETALの世界観を作り出していました。

 

すげぇ!!

 

これは常軌を逸しています。

シートで参戦していたころは、二人にここまでの印象を持ちませんでした。

これはモッシュピットでBABYMETALを体感しているからこそ、感じられるものだと思います。

 

そして、『ヘドバンギャー!!』を歌い上げるSU-METALの姿をこの目に焼きつけます。

 

その艶やかな黒髪は四方八方に乱れていました。

黒髪が汗で顔にはりついていましたが、SU-METALはかきわけもせず一心不乱に歌い上げます。

 

まさに「伝説の黒髪を華麗に乱し」です。

 

ゴクリ・・・。

 

その時のSU-METALの眼光はマジでヤバかったです。

まばたきひとつせず、歌い上げるSU-METALはまるでこの世のものではありませんでした。

寒気がするぐらい震えました。

 

これはもうアーティストというレベルではない。

神降ろしを行う巫女そのもの。

ここで土下座ヘドバンをしなければキツネ様の祟りにあうことでしょう。

 

私は土下座ヘドバンを繰り返すのでした。

 

コンクリートが冷たくてとても気持ち良かったです♪

 

Road of Resistance 素晴らしいメイトの行動

 

いよいよ、『Road of Resistance』が始まります。

 

くるぞ!!

 

みな準備は万端です。

SU-METALが両手を搔きわけるようにして左右に広がるように指示します。

 

会場は大きな穴が開いたようにスペースが作られました。

 

そう、ウォールオブデスです。

人生初のウォールオブデス。

 

その規模たるや・・・。

 

対岸まで20メートルは離れていたでしょうか。

多少ビビりましたが、ここはもう行くしかないでしょう。

 

ワン・ツー・スリー・フォー!!

 

掛け声と共にみな一斉に走り出します。

 

ウォールオブデスは映像でなんども見てきました。

そして、実際に体験してみるとその凄まじさといったら・・・。

 

病みつきになりそうです♪

 

あまりにも勢いがいいものだから、なかには転んでしまう人もいました。

その時のメイトの対応の素晴らしさといったら感動ものです。

 

お互いに声を掛け合い、転んだ人の周りにすぐさま集まり、その人が踏みつぶされて怪我しないように壁を作って防御します。

何人も手を差し伸べ体を抱えあげます。

 

そして、力強いハグ。

 

お互いハイタッチを交わしたと思いきや全力でサークルに突入していきました。

私も一緒になってサークルの中を走り抜けました。

 

サークルの周りではみな満面な笑みを浮かべ、手を差し出しハイタッチを促してくれます。

 

嬉しくて仕方がありません!!

 

私は一人一人とハイタッチを交わし、サークルの中を駆け抜けました♪

 

そして、みんなと一緒になって大合唱!!

 

最高の時間。

 

言葉はなくてもこの場にいるみなと繋がっていることが感じられます。

 

この多幸感。

絶対的に肯定されているという安心感。

 

体はボロボロ、使い物にならないほどにポンコツです。

しかし、心はとても晴れやかです。

 

疲れているのは間違いないのですが、それがなんとも心地よい。

 

私は一人一人の顔を拝みました。

なんて素晴らしい顔をしているのでしょう。

とても幸せにさせてくれます。

 

一人一人の喜びが最高潮に達した時、その高次元の波長はこの世を天国に変える。

 

この感動は一生忘れないでしょう。

 

※これは2015年の埼玉スーパーアリーナでのライブです。初めてこれを見たときは衝撃的すぎて涙が出てしまいました。

 

レッド・ホット・チリペッパーズ

 

BABYMETALのパフォーマンスが終え、私はマウンテンステージを後にしました。

急いでメイン会場のマリンステージに向かい、レッド・ホット・チリペッパーズを見にいきたかったところでしたが・・・。

 

その気持ちと裏腹に体はまったく動きません。

どうやら完全にブリング・ミー・ザ・ホライズンとBABYMETALのライブで完全燃焼してしまったようです。

 

それでも何とか足をひきずりながらマリンステージへと向かいます。

時間にして30分以上はかかったと思います。

着いた頃にはすでにライブ後半にさしかかっていました。

 

会場は超満員。

 

通路も人で埋め尽くされ、まったく入る余地がありません。

数か所、入口をかえてみたのですがどこも同じ。

 

どうしても見れない。

 

すでに完全燃焼していたので、私は十分に満足しています。

なので諦めることにしました。

 

私のサマソニはここで終わりです。

もし、最後まで粘ってレッド・ホット・チリペッパーを見ようとしていたら終演後、超満員の観客が一斉に幕張メッセへ向かうはずです。

 

この体で超満員の人混みに巻き込まれたらひとたまりもありません。

私は早々にマリンスタジアムを後にしました。

 

そして、幕張メッセのクローク入口付近にソファがあったのでそこで小一時間ほど休憩し体力の回復を図ってから帰宅することにしました。

 

 

サマソニ2019終えて

 

次の日、私の体は見事に全身筋肉痛でまともに動かすことができませんでした。

しかし、心はとても充足しています。

 

そして、ツイッターで昨日の出来事を振り返ります。

ツイッターではサマソニに参戦した方々の生の声で溢れていました。

 

賞賛の声

 

そこにはBABYMETALを称賛する多数の声。

中には初見のかたもいて、そこからBABYMETALにハマっている人もいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

他にもたくさんありましたが、とても載せきれません。

 

BABYMETALとブリング・ミー・ザ・ホライズン(BMTH)

 

今回、ブリング・ミー・ザ・ホライズンを生で見れたことはとても良かったと思います。

その圧倒的なパフォーマンスに魅了され、私はブリング・ミー・ザ・ホライズンのファンになってしまいました。

 

ブリング・ミー・ザ・ホライズンといえば上述しましたが世界屈指のアーティスト。

サマソニのオープニングで飾った「マントラ」は第61回グラミー賞の最優秀ロックソングにノミネートされています。

 

L'Arc〜en〜CielのHydeもブリング・ミー・ザ・ホライズンをリスペクトしており、「SUMMER SONIC EXTRA」として開催されたブリング・ミー・ザ・ホライズンの単独ライブにオープニングアクトとして出演しています。

日本のアーティストも虜にするブリング・ミー・ザ・ホライズン。

 

その実力は折り紙つきです。

※上記で掲載した2015年のReading Festivalのライブ映像を見て頂ければその実力の高さをご理解頂けると思います。

 

そして、このツイートにはテンションがあがりました。

 

 

お互い仲良くワチャワチャと楽しんでいる様子が伺えます。

 

最高の一枚です♪

 

そして、コレ。

 

 

最後のでれでれなオリヴァー・サイクス。

鼻の下が伸びすぎです。(笑)

 

さらにコレ。

 

 

ブリング・ミー・ザ・ホライズン、BABYMETALにぞっこんラブです。(笑)

 

 

まとめ

 

BABYMETALとブリング・ミー・ザ・ホライズン。

この両者に共通して言えることは、これから世界のロック界を引っ張っていく存在であるということです。

 

現状のロック界の頂点は、各ロックフェスのヘッドライナーを見る限り1990年~2000年にかけて第一線で活躍していたバンドばかりです。

具体的に言えば、今回のサマソニのレッド・ホット・チリペッパーズであったり、メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼスであったり。

 

その顔ぶれはいつも同じ。

 

さすがにマンネリ化は否めず、最近はポップアーティストがヘッドライナーを務めなければならないなど、ロック界の停滞が浮き彫りとなっています。

 

そして、深刻なのは若者のロック離れ。

 

保守的で排他的な、言い換えれば柔軟性のかけらもなく偉そうにふんぞりかえったものに若者が魅力を感じるわけがありません。

残念ながらロックは、これが当てはまっているように感じます。

 

若者が惹かれるのは、挑戦的で今までの価値観を破壊するような先鋭的なモノ。

今のロックに、この先鋭的なモノがあるというかというと「?」です。

 

ロックはすでに訴求力を失っているのではないか?

 

私はロックに必要なのはジャンルの壁を超えていくことだと思っています。

閉じられた世界の中で居座っていては、ますます取り残されてしまうでしょう。

 

そして、ジャンルの壁を超える可能性があるのがブリング・ミー・ザ・ホライズンとBABYMETALです。

この両雄は世界最大級の音楽フェスであるイギリスのグラストンベリーに出演しています。

BABYMETAL グラストンベリー 2019 世界最大級の音楽フェスティバル 〜終えて〜

 

両者はロックの世界にとどまらず、ポップ主体の世界の音楽のメジャーシーンにへヴィーミュージック(ラウド系)をひっさげ、殴り込みをかけました。

そして、結果を残しています。

 

ひょっとして、両者はこれからのミュージック・シーンを作り上げていくかもしれない。

そんな期待が持てるのがブリング・ミー・ザ・ホライズンとBABYMETALです。

 

そんな両雄をマウンテンステージのセカンドヘッドライナー、ヘッドライナーとして立て続けに配置したサマソニ。

そのストーリーの組み立ては、ほんとツボをよく抑えています。

 

おかげさまで全身全霊で楽しむことができました。

 

私自身、初のフェス、初のサマソニで失敗ばかりでしたが、最後は一生忘れることのない感動を得ることができました。

 

ありがとう!!

できれば来年もサマソニに参戦したい!!

 

私の筋肉痛は、それから1週間続くのでした・・・。

 

・・・

 

以上、サマソニ2019の体験レポートでした。

思った以上にとても長くなってしまいました。(滝汗)

 

ここまでお読みいただきありがとございました。

それでは。また。

おち

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