こんにちは。おちです。
前回は、3.11の経験から抱いた違和感を探るべく、追及の旅に出た事。その旅で知ることになった嘘で塗り固められた世界。搾取システムに閉じ込める為の「メディア」。そのメディアの操り人形であるアイドル。アイドルは知性を奪い思考停止を促すもの。そんなアイドルは憎悪の対象である。
と、アイドルに対してかなりの偏見を持っていた事をお話しさせて頂きました。私がアイドルを好きになる確率はほぼ「0」であったと言って良いでしょう。
さて、今回からようやくBABYMETALのリアクションに入っていきます。果たして「興奮を共感しながら追体験する」となるのでしょうか?
それでは参りましょう。
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A-KIBA
追及を進めていくと芸能界というものはヤクザそのものであること。そして、日本の芸能界、いや日本のマスメディアは「電通」が全て掌握していることを理解しました。
↓このブログの記事を読めば大まかな構図が分かります。
引用元:黄金の金玉を知らないか?
※私は「電通=A-KIBA」として定義しています。巨大勢力アイドルとはこれのことです。 (ここを掘り下げると「そうだったのか!」と面白い事が分かります。)
なんとか48や、なんとか46の母体がこの「電通」です。
「アイドル=電通」この公式が私の思考で定着しました。そして、「電通」を軸にし日本の背景、そして世界の背景について調べ始めました。(追及を進めていくと一枚の絵が完成します。)
煩悩くんフルスロットル
追及を進めていく中、あるブログに出会います。
それは、煩悩くんフルスロットルというブログです。
このブログの追及力はまさに神レベル。豊富な知識と鋭い洞察によって様々な情報を繋げ、真相を紐解いていきます。私はいろんな追求を行うブログを読み漁りましたが、煩悩くんフルスロットルさん以上のものは知りません。このブログから多くの知見を得ることになり、とても感謝しています。
そんな煩悩くんフルスロットルさんですが、たまにアイドルを登場させます。込み入った話と固い話が多くなるからでしょう。清涼剤としてアイドルを登場させているのかもしれません。アイドルはあくまで記事に花を添える程度。決して主軸になることはありませんでした。
そして、このブログを読み進めていくとある記事が登場します。それが私がBABYMETALを知るキッカケとなったものです。
↓BABYMETALに出会うキッカケとなった記事
引用元:煩悩くんフルスロットル
私はこの記事を読んで初めてBABYMETALについて知りました。ただ、このブログの管理者さんはかなりのアイドル好き。音楽的な嗜好は私と真逆。いくら私にとっての神ブログであってもアイドルに関しては別物です。
煩悩くんフルスロットルさんがアイドルを扱う時、私は完全に読み飛ばしていました。重要なのは真相を知ることなのでアイドルは完全にスルーです。
それが、どうしたことでしょう?今回のこの記事は歴史や宗教について、その鋭い洞察力で切り込んでいくと思いきや切込む対象は、BABYMETALというアイドルではありませんか。
しかも、タイトルに大々的にその名前を載せている。それは今までに見たことがない。
そして、「どれだけ語るんだ?」と突っ込みを入れたくなるほど BABYMETALが話の中心に置かれています。
最初はスルーしていました。しかし、これでもかとBABYMETALについて触れてくる。私はさすがに「入れ込みすぎ」と、少し呆れてしまいました。
呆れてはいたものの、なぜか気になり始めました。
あれ?
どうもこの記事には私のフックに掛かるものが多く散りばめられていたようです。
気になる。
なんだか心がざわつき始めました。
しかしですよ。私は大のアイドル嫌い。低次元のパフォーマンスを見ると羞恥心がMAXになり火を噴いてしまう。私は必死に心から追い出そうとしていました。
あんなものを見ようとはどうかしている。正気に戻れ。
だけど、「気になる」のです。
葛藤が始まりました。「見るべきか。見ないでおくべきか。」答えは分かりきっています。圧倒的に後者です。嫌な思いをするだけですから。しかし、気になってしまっては納得いくまで調べないと気が済まないのが私の性分です。
確認しよう。
私は動画を見ることを選択しました。恥ずかしい思いをするのは苦痛なのですが、気になって仕方がない。でも、「ヤバかったらすぐにやめよう。」と決めて動画を確認することにしました。
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ギミチョコ!!
そして、確認した動画は「ギミチョコ!!」です。
気はあまり進まなかったのですが、動画の再生ボタンを押しました。
画面に現れるのは3人の女の子。典型的なアイドル。衣装やルックスもロリコンそのもの。ていうか子供だし。
うーん、やっぱり恥ずかしい。ていうか子供に何をやらせているの?メタル?さすがにそれはまずいだろう。
そして、背後には骸骨のタイツがエアギターしている。おいおい、くだらなすぎる。
音はラウドだけど、どうせ打ち込み。何だこれ、ダサすぎる。
と、そこへ、
あたたたたーた あたたた ずっきゅん!! わたたたたーた わたたた どっきゅん!!
とトンデモナイものがいきなり飛び込んできました。
なにッ??!!!!!💢ブチッ!!💢💢💢
私は速攻に動画を切りました。
ないわ!!
何故だか怒りが込み上げてきました。
とてもバカにされた気分になりました。好きな音楽をコケにされたような感覚。いくらアイドルの競争が激しく、目立つ為にやっているとしても、ここは踏み込んでは欲しくない領域。
私は音楽に対しての拘りが強く、そして独自の聖域があります。それはアイデンティティーであり、私そのものでもある。
アイドルは商売の為のものであり、人の消費を促す消耗品。そこに音楽性は必要なく、ステレオタイプ(先入観、思い込み、固定観念、レッテル、偏見、差別)的な見た目や雰囲気のみが問われるというのが私のアイドルの捉え方でした。(私自身がアイドルに対してはステレオタイプでしたね・・・。)
CMによりマインドをコントロールし、大量消費を促すメディア。人々を自動思考化させ、固定観念のドグマに陥れ、そこからはみ出る者をカニバケツのように引き摺り下ろすイジメの世界。
そんなものが私の聖域に土足で踏み込んでくる事が許せない。
BABYMETALは私の気持ちを逆撫でしました。
残念ながら、SU-METALの歌は聞かず終い。
私のBABYMETALのファーストコンタクトはこれで終わりました。
BABYMETALが現実に現れてくる
その後、なぜかBABYMETALは私の世界によく現れるようになりました。
ネットで写真が掲載されていたり、雑誌に写真が載っていたり。全ては見た目のコンタクトであり、私はそれを見るたびに機嫌が損なわれていきました。
又、どこで目にしたか忘れてしまいましたが「イジメ・ダメ・ゼッタイ」のプロモーションの写真を見ました。
イジメについて歌っている?一体、子供達に何をやらせるんだろう。ありえない。
私の中で超えてはならないラインを超えてくるデリカシーのなさにBABYMETALに対する不愉快さが増していきました。
そしてある日、CDショップ屋に行くとBABYMETALのLIVE映像が流れていました。
そのLIVEは武道館でした。私は見たくもなかったのですが、その映像では白塗りのバンドマン(神バンド)がちょうど演奏を始めたタイミングです。
うまい!!
思わず私はその演奏に見入ってしまいました。そして驚きました。「日本でもこんなレベルで演奏ができる人がいるんだ。」と。
また、映像から力強いエネルギーを感じました。私は知らず知らずに引き込まれて行きました。
しかし、そこへ
ハイ!!ハイ!!
と女の子達が勢いよく登場してきました。
!!!!
私は正気に戻りました。
アカン!!
あろうことか私はその場から逃げるようにして退散してしまいました。
私のBABYMETALのセカンドコンタクトはこれで終わりました。
いずれも失敗に終わっています。
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三柱鳥居
BABYMETALについて意識されたものの、次第に心の中から消えて行きました。
引き続き私は真相を追究していくことに夢中になっていました。煩悩くんフルスロットルさんのみならず、高度自給自足の夜明けさんなど、かなりディープなブログを読み漁っていました。わからない箇所は別途Wikipediaで調べ、その事象の前後関係を把握するなど、理解を深めて行きました。
この作業によって私は歴史や宗教についてかなりの知見を得ることになります。この知見によって物事を見る角度が深くなり、この情報は本物、この情報は偽物といった判断ができるようになりました。
そして、BABYMETALを忘れた頃、また煩悩くんフルスロットルさんのブログにまたしてもBABYMETALが登場します。この頃は忘れかけていたので、あまり気にもとめませんでした。
しかし、私はこの記事に衝撃を受けてしまいます。
なんと、この記事では日本の真の姿がBABYMETALによってシンボル化されていたのです。
↓日本の真の姿
引用元:煩悩くんフルスロットル
まさに晴天の霹靂。この記事では様々な情報のピースが一枚絵として完璧に描かれています。 (あまりこのような情報に慣れていない人はこの記事を読んでも理解できないでしょう。知る努力が求められますが、知るとこの記事の凄さが理解できると思います。)
私はとても驚きました。
凄い
そして、
これは、BABYMETALをしっかり抑えなければならない。アイドルだけど、そこは一旦、置いておこう。偏見を無くしこの目でしっかり見定めよう。
と私に決意させます。BABYMETALをしっかり見ようと。
そして、再度「ギミチョコ!!」にチャレンジです。
思い込み
ようやく私はBABYMETALに向き合い始めました。それにしても「思い込み」というのは恐ろしいですね。
そのステレオタイプ的な思考は固定観念、レッテル、偏見、差別を産む。そしてこれらに囚われると機会損失を被ることになる。
もっと早くにBABYMETALに気づけていたら、BABYMETALの壮大な物語に参加する時間がもっとあったでしょう。私は人生で味わう幸福の時間の一部を失ってしまった。まさに後悔先に立たず。
今回のお話は、BABYMETALに落ちる話ではなく、BABYMETALを拒絶するお話でした。
区切りが良いので今回はここまでとさせて下さい。
次回は、BABYMETALに落ちていく様をご覧頂けるかと思います。
それではまた。
おち