こんにちは。おちです。
前回の フランス ブルボン家に忍び寄るヘッセンの影 メタルレジスタンス “WORLD TOUR 2014 パリ“【前編】 の続きです。
七年戦争(1756年-1763年)についてですね。
では、早速始めたいと思います。
七年戦争
この戦争は参戦諸国の史観でそれぞれの戦場に応じて名付けられています。
アメリカではフレンチ・インディアン戦争と呼ばれ、フランス系のカナダでは征服戦争と呼ばれています。
で、交戦勢力は
- フランス王国(フランス、ブルボン家)
- スペイン王国(スペイン、ブルボン家)
- 神聖ローマ帝国(オーストリア、ハプスブルク家)
- ロシア帝国(ロシア、ロマノフ家)
- スウェーデン王国(スウェーデン、ブルボン家の傀儡)
- アベナキ連合(アメリカ、カナダ、インディアン)
- ムガル帝国(インド)
vs
- グレートブリテン王国(イギリス、ヘッセン家)
- プロイセン王国(ドイツ、ヘッセン家)
- ハノーファー選帝侯領(ドイツ、ヘッセン家)
- ヘッセン=カッセル方伯領(ドイツ、ヘッセン家)
- イロコイ連邦(アメリカ、カナダ、好戦的なインディアン)
ほぼヘッセン。(笑)
です。
『ブルボン家、ハプスブルク家 vs ヘッセン家』
ロシアは当初、プロイセンの勢力拡大を恐れハプスブルク側についていましたが、プロイセン王フリードリヒ2世の熱烈な崇拝者であるピョートル3世がツァーリ(皇帝)に即位するとプロイセン(ヘッセン)に味方しています。
※プロイセン王フリードリヒ2世とフリードリヒ2世(ヘッセン=カッセル方伯)は別人です。
七年戦争は、ハプスブルク家がオーストリア継承戦争で失ったシュレージエンをプロイセンから奪回しようとしたことが直接の原因でしたが、そこにスペイン継承戦争から続く英仏間の植民地競争が加わり世界規模の戦争となりました。
この戦争の前にフランス(ブルボン)とオーストリア(ハプスブルク)は、台頭してきたイギリスとプロイセン(二つともヘッセン)を抑えるために古くからの因縁を捨てて同盟を組んでいます(外交革命)。
しかし七年戦争の結果、フランス(ブルボン)とオーストリア(ハプスブルク)の外交努力は、イギリスとプロイセンのヘッセンが勝利したことにより水泡と化してしまいます。
かつて、世界に覇を唱えたブルボン家とハプスブルク家はこの敗戦により凋落することが決定づけられました。
結果、イギリス(ヘッセン)が飛躍し、ヨーロッパの勢力均衡を変えることになります。
七年戦争はヨーロッパにおける政治再編を引き起こしただけでなく、19世紀のパクス・ブリタニカ、プロイセンのドイツにおける地位の上昇、アメリカ合衆国の独立とフランス革命の遠因となる重要なターニングポイントです。
啓蒙思想 イルミナティの語源 lumen naturale(自然の光)
七年戦争(1756年-1763年)が行われた当時のヨーロッパは、反ローマン・カソリックが最高潮の時代。
※ローマン・カソリックの守護者であるハプスブルク家は八十年戦争(三十年戦争)で力が削がれ、この時代ではローマ皇帝を名乗りながらも、その力はその他諸侯と大差はありません。しかし、一諸侯でもその力はまだまだ健在でした。
また、フランスのルソーやヴォルテールの啓蒙思想の社会契約論が活発になる時代。
※社会契約論は、封建制度の隷属的人間関係を強く批判し、人間の基本的自由を指摘することから始めて、自由な人間が全員一致の約束によって形成する理想的な国家形態を主張するものです。民主主義の原点。
そして、七年戦争から約10年後の1776年。
アダム・ヴァイスハウプトはイルミナティを設立しています。
イルミナティの思想は啓蒙思想の光で照らされること(蒙(くら)きを啓(あき)らむ)です。
「lumen naturale(自然の光)」は超自然的な偏見を取り払い、人間本来の理性の自立を促すという意味となります
※「超自然的な偏見」とは、現在の自然科学では説明できない“超常現象”のようなことを、(合理的・科学的に説明しようとするならよいが、そうでないのに)闇雲に信じてしまうことや、いわゆる迷信を指します。
ローマン・カソリックの“超常現象”の象徴たる神への絶対服従。偽りの一つ目の神。
偽りの一つ目の神は時として暴力を携え襲い掛かり、人間の尊厳や自由を奪い、精神を抑圧された世界に閉じ込める。
出典:黄金の金玉を知らないか?
啓蒙思想とは、この偽りの一つ目の神に対するメタルレジスタンスです。
現在のイルミナティは悪魔的なイメージで覆われていますが、元々は純粋に啓蒙思想を追及するためにヴァイスハウプトが立ち上げたもの(勉強会のようなもの)。
ヴァイスハウプトは反イエズス会=反ローマン・カソリックです。
ヴァイスハウプトの目的は、イエズス会の影響を逃れ、自由な学問追求を目指す学者サークルを作り、ヨーロッパにその思想を広めることでした。
それが、「パヴァリア啓明結社(イルミナティ)」です。
本来のイルミナティは、絶対王政やローマン・カソリックなどの聖職者によって、人間の尊厳や自由を奪われ、抑圧された世界に対するレジスタンス精神です。
出典:BABYMETAL(LIVE AT BUDOKAN~ RED NIGHT & BLACK NIGHT APOCALYPSE)
『自由・平等・博愛』を掲げたフリーメイソン アメリカの独立
そしてこの時代は、新大陸アメリカからは楽園を開拓する風景や、民が主役となって国を作り上げる風景、しがらみから解放された自由を謳歌する風景などの報告が続々とヨーロッパへ届けられます。
ヨーロッパは絶対王政やローマン・カソリックなどの王や聖職者たちに支配され、民は抑圧されていました。
これら新大陸の自由を謳歌する姿にヨーロッパの人々は憧憬の念を抱いたことでしょう。
それは一般庶民だけでなく、フント男爵のような一部の貴族も含まれます。
※フント男爵については イルミナティ奥の院 ヘッセン メタルレジスタンス【後編】 を参照。
この抑圧から解放されたいという民の意思は、革新的な思想を生みだし、啓蒙思想
(蒙(くら)きを啓(あき)らむ)がヨーロッパ中に拡がりました。
思考が先。現実は後。
啓蒙思想からくる自由への意思は大きなうねりとなり、現実を動かし始めます。
それは新たな時代の芽生え。
フリーメイソンやイルミナティの純粋な精神は決して悪ではなく善からくるものです。
そう、ライトサイドです。
イルミナティが設立されるおよそ1年前、アメリカ大陸において『自由・平等・博愛』を掲げたフリーメイソンが民主主義の実現に向け、革命を起こしました。
それがアメリカ独立革命(1775年-1783年)です。
そして、1776年7月4にはアメリカ独立宣言が行われました。イルミナティが設立されたのと同じ年です。
このアメリカ独立革命で活躍したのがアメリカ合衆国の建国の父である
です。
彼らの殆どがフリーメイソンです。
私は、このフリーメイソンであるアメリカ合衆国の建国の父の勢力がイギリス(ヘッセン)に勝ってくれたことで、現在における比較的豊かで自由な生活の恩恵を受けられていると考えています。
現在、ここの勢力がヘッセン陣営を抑え、世界の秩序を保っています。
とても重要なお話し「国際秩序維持派」
名無し先生のお話しではこの勢力のことを「国際秩序維持派」と呼んでいるようです。
ここがヘッセン陣営を監視しており、日本国内にいるヘッセン勢力も在日米軍によって監視されているとのことです。
日本の真の姿は国際秩序維持派とヘッセン勢力によって二分されています。
アメリカも同様です。北軍が国際秩序維持派、南軍がヘッセン陣営と見ておくと整理しやすいでしょう。
※いわゆるJFKを暗殺し、9.11を起こしたディープステートがヘッセン陣営(ロスチャイルド含む)。ちなみにロックフェラーは国際秩序維持派なのかヘッセン陣営なのかよく分かりません。
日本の戦前はバリバリにヘッセン陣営に支配されていました。(日本国民の生命が多数、犠牲にあったことを考えると納得がいきます。)
しかし、中には国際秩序維持派もありました。(どうやら陸軍中野学校と関係があるようです。)
陸軍中野学校とは、諜報や防諜、宣伝など秘密戦に関する教育や訓練を目的とした大日本帝国陸軍の軍学校(実施学校)で情報機関です。
陸軍の中で最も自由主義であったと言われています。(名無し先生の出自はここ?)
それが、第二次世界大戦でアメリカの国際秩序維持派と日本の国際秩序維持派の活躍によってヘッセン陣営を抑え込んだとのことです。
↓名無し先生のコメント↓
インドネシアの金塊とは、インドネシア国が所有した金塊ではない。
当時ナッサウ=オラニエ勢力の表看板国として東南アジア諸国を植民地支配したのがオランダ国。
このオランダが総領事館を置いたのが、インドネシアの●ン●●島である。各植民地から徴収したアセットと、遠くローマ帝国ー東ローマ帝国ーオスマン帝国ーロシア帝国と流れたロマノフ財宝を合わせて、ロマノフ家没落後にオランダ総領事館の地下室50Mに、金塊を積み上げ貯蔵していた。
ナッサウ=オラニエ側の欧州諸王室、中国王室がここに集まっていた時を狙い、ある特殊部隊が全てを押さえ、全ての金塊は、国際平和維持の為の簿外資金発行に供する元資とする事を決め、各王室に国際協定に署名させ、命は助け各国に送り届けた。金塊はアジア各国の軍関係国際秩序維持派に監理依頼をし、各地に移動、決して動かさぬ事が約束された。これらの各国軍関係団体の呼称がア●●●ラである。
この内フィリピンに運ばれた物は、マルコスの行動により世間に知られる事となり、山下財宝の伝説に捻じ曲げられた。
中にはオランダ総領事館に在った物をスカルノの所有物と流布する者まで現れたというのが、これまで誰も語らなかった歴史の裏の真実。つまり、世界中の大部分を占める金塊は、善用の簿外資金発行の元資として、国際秩序維持の為にある国際機構が監理、運用、使用していると言う事。この体制を崩すべく、裏で暗虐している勢力を称して、ヴェルベット・ファシスト=旧コミュニストと呼んでいる。
その後、冷戦時代を経て、ヴェルベットファシストは地下に潜り、やり口は巧妙、残酷になり進化している。
経済活動、プロパガンダに於いても、情報の捏造、捻じ曲げが頻発し、それを盲信する人間達が書物、ネットにて様々な噂をまき散らすようになった。
その中でも特に、古くからの伝統をヴェルベットファシスムと結びつけってしまっているのが日本である。
勿論欧州における聖杯伝説や薔薇十字思想も、その役割を大きく果たしているが、アジア地域における、中国圏女真族、朝鮮半島の弥勒思想、そして日本における天皇の金塊を裏付けとした雛型論の結びつきは、極東、アジアの平和を大きく乱す要因を孕んでいる。
従ってかつて表に出さなかった真実の粗筋を、あえて公開したのが、このブログ、及びマヨブログを通し伝えてきた真意です。これ以上の詳細に関して質問コメントが入っても、回答する事はありません。
私は、事の真相はこのコメントに全て集約されていると思っています。
で、ナッサウ=オラニエはヘッセンです。名無し先生の世界ではこの勢力のことを『ヴェルベット・ファシスト』と呼んでいます。
ヴェルベット・・・。
決して表には出ない、裏の勢力、闇の勢力・・・。
絶対王政を謳歌していた皇族や王室は表に出るのをやめ、裏に入り間接統治をすることになりました。それがフランス革命以降の出来事です。
しかし、第二次世界大戦で『ヘッセン陣営=ヴェルベット・ファシスト』は国際秩序維持派に取り押さえられました。
そして戦後、国際秩序維持派の監視下に入っています。
日本では世界連邦を謳う側を『ヘッセン陣営=ヴェルベット・ファシスト』と見て良いでしょう。
そして、重要なのは陰謀論は今の体制(国際秩序維持派)を崩そうとする意図があるということ。
つまり、陰謀論は『ヘッセン陣営=ヴェルベット・ファシスト』の罠であるということです。
※自作自演を行い、罪を国際秩序維持派になすりつけるのが常套手段。
このアメリカの独立が近代史における非常に重要な分岐点。
自分たちで自分たちのための自分たちの国家を作ろうとしたアメリカ独立戦争。
ここから民主主義の歴史が始まった。
そして、アメリカの偉業に触発されたフランス。
フランス(ブルボン家)はスペイン継承戦争、七年戦争でコテンパンにイギリス(ヘッセン)にやられています。
アメリカの次はフランスと息巻いていたことでしょう。アメリカ独立革命でアメリカのフリーメイソンと、フランスのフリーメイソンの絆は深まっています。
そして、この潮流は『フランス革命』へと繋がります。
ただ指を咥えて見てるほどヘッセンは甘くない・・・。
区切りが良いので今回はここまでとさせて頂きます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
それでは。また。
おち
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※アイキャッチ画像は、くろもり?@crmo2018?さんの作品です。お借りさせて頂きました。