前回からの続きです。
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前回は、BABYMETAKの概要、メンバー、斬新なサウンドについてやハイクオリティのパフォーマンスについて触れました。
そして、アベンジャーズや神バンドなどチームBABYMETALについても触れました。
そして、今回は日本から世界へと波及するBABYMETAL現象、世界の名だたるアーティストから愛されるBABYMETALについて触れていきたいと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
BABYMETALの特徴③ 日本から世界へと波及するBABYMETAL現象
サウンド、演奏力、ボーカルにダンス。
BABYMETALのパフォーマンスはどれをとっても一級品です。
そして、BABYMETALの存在は、日本の音楽業界に大きな反響を与えています。
BABYMETALの反響(日本)
エルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンとも親交のあった、音楽評論家・作詞家で日本作詞家協会会長、JASRAC理事、日本大衆音楽文化協会理事も務めたことのある湯川れいこは、
小泉元首相との対談で
「BABYMETALは歌と踊りも違和感なくカワイイ、そこにある神髄のようなものって卑弥呼のようなカリスマ性、誰にも代われないようなキラメキがある」
とコメントしています。
そして、1999年に『天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典』のための奉祝曲を収めたYOSHIKIは、2014年にロンドンで開催されたBABYMETALの公演を視察し、
「東洋と西洋の音楽との間にある境界線が消えていくのを目撃できたことは素晴らしかった」
とコメントしています。
BABYMETALのインパクトは政治家にも影響を与えています。
2016年2月から自民党クールジャパン戦略推進特命委員会委員長を務める山本一太は、
BABYMETALの東京ドーム公演を観戦し、
「東京ドームで行われた数多くのライブに足を運んだが、これほど完成度の高いライブ・イベントは初めて」
とコメントしています。
そして、BABYMETALは日本の音楽界の大御所がファンになっていることでも有名です。
※下記はアイウエオ順。
- 奥田民生
- 加山雄三
- スピッツの草野
- 葉加瀬太郎
- B’zの松本
etc
また、日本が誇る新進気鋭のロックアーティストからもBABYMTALは支持されています。
【MAN WITH A MISSION】
可愛イラシイ女ノ子達ガ、楽屋ニ居タノデガウガウシマシタ(「゚Д゚)「ガウガウ pic.twitter.com/fkc7HCTlvJ
— MAN WITH A MISSION (@mwamjapan) August 19, 2017
【マキシマム ザ ホルモン】
【ONE OK ROCK】
BABYMEYALはすでに日本だけでは収まらない存在となっています。
2014年の武道館による2Daysを史上最も若い14.7歳で完遂し、その後は海外に活動の拠点を移しています。
世界中に知れ渡るBABYMETAL
BABYMETALはネット時代の申し子といっても良いでしょう。
BABYMETALの名が世界に知れ渡った要因となったのがYouTubeの存在です。
BABYMETALは全くといっていいほどCM、ドラマ、TV番組、アニメ、映画などのマスメディアとタイアップをしません。
よって、電通などの広告代理店が主導するマスメディアでは、BABYMETALを無視し続けています。
※タイアップをしないBABYMETALはスポンサー企業と製作会社との橋渡しをする広告代理店にとって仲介料が稼げず旨味がありません。よって、タイアップをするアーティストを優先的に扱います。
しかし、『ギミチョコ!!』のMVをYouTubeへアップするやいなや、BABYMETALは日本を飛び越え、世界中でバイラルを起こし、一気に知れ渡ることになりました。
日本では知る人ぞ知るABYMETALですが、世界中の感性の鋭いネット民はBABYMETALを見逃しませんでした。
BABYMETALは驚きを持って迎え入れられています。
当初、変なものが日本からやってきたと興味本位で見る人がほとんどでしたが、そこで終わらないのがBABYMETALの特徴です。
一見、キワモノに見えるBABYMETALなのですが、そのパフォーマンスは子供にも関わらず超一流、ナメてかかったところにグサリと刺されてしまう。
たまに見たくなってしまうシリーズ
BABYMETAL - Road of Resistance ブラジル人のリアクション #sm28669318 #ニコニコ動画 https://t.co/KuFNCeS1Ts
— おち (@ochiboomboom) October 16, 2019
で、完全に魂をもってかれ、、、
たまに見たくなってしまうシリーズ
[字幕付き] BABYMETAL - Road of Resistance を見て完落ちしてしまう外人 #sm30410880 #ニコニコ動画 https://t.co/AUNIw3LBP5— おち (@ochiboomboom) October 16, 2019
そして、天に召される。
で、ロックフェスに出演すれば熱狂の渦を作り上げてしまう。
その衝撃はBABYNETAL現象として世界中で受け入れられることになりました。
BABYMETALの特徴④ 世界の名だたるアーティストから愛される存在
そんな現象を巻き起こすBABYMETALの存在を世界の大物が黙って見過ごす訳がありません。
で、そのメンツが凄い!!
なんと、グラミー賞受賞者やフェスのヘッドライナー級やメタルゴッドなどの超大物ばかり!!
BABYMETALは彼らから直接オファーを受け、サポートアクトとしての大役を果たし、今でも彼らから特別な愛情を注がれています。
下記にピックアップしましたが、正直、ビビります・・・。
メタリカ
メタル界の頂点を極めるメタリカ。
その偉業はまさにメタルゴッドにふさわしいものです。
- 1986年に3rdアルバム『Master of Puppets - (メタル・マスター )』発表(メジャーデビュー)、ビルボード29位にランクイン。50万枚以上の売り上げを記録し、メタリカ初のゴールド・ディスクを獲得する。
- 1990年にグラミー賞ヘヴィメタル部門で「One」が受賞。
- 1991年に5thアルバム『Metallica - (邦題:メタリカ) 』(通称 Black Album (ブラック・アルバム))を発表。全米初登場1位を4週連続獲得し、全世界で2000万枚を超える大ヒットを飛ばす。
- 1996年に6thアルバム『Load』を発売し、全英・全米1位を記録。爆発的な売り上げを見せるも、正統的なヘヴィメタル要素が大幅に減退した内容は賛否両論を巻き起こした。
- 1997年に7thアルバム『Reload』発表、全米1位を獲得。
- 2008年に9thアルバム 「Death Magnetic - (邦題:デス・マグネティック )」発表。世界25ヶ国でアルバムチャート1位、オリコン初登場3位を獲得。
- 2009年にロックの殿堂入りを果たした。
- 2016年に3rdアルバム『Master of Puppets』が、アメリカ議会図書館が「文化的、歴史的、芸術的に重要な録音物を保存すること」を目的に2000年から毎年行っている『国家保存重要録音登録制度(英語版)』の2016年度作品に登録された。
2013年のサマソニでヘッドライナーを務めたメタリカは、メタリカの撮影で来日しているカメラマン、ロス・ハリフィンの紹介によりBABYMETALを見ることになります。
ラーズ・ウルリッヒの目は真剣そのもの。
それは、メタルゴッドによる抜き打ちテストでした。
そこで熱狂を作りだしたBABYMETALは、見事にメタルゴッドの抜き打ちテストに合格しています。
そして、そのご褒美としてBABYMETALは夢のメタリカとのフォトセッションを叶えることになりました。
BABYMETALは楽屋で神バンドとUNOしたり、夏休みの宿題に精を出しているなか、メタルゴッドから声がかけられます。
そして、フォトセッションが実現。
このフォトセッションは大きな話題を呼びました。
このことが、BABYMETALの海外進出および世界の大物から愛される存在になる全ての始まりとなっています。
サマソニ大阪激アツ!!速報!!METALLICA-メタリカのラーズがBABYMETALをみにきてくれた!!遂にあのメタルマスターと対面!! pic.twitter.com/LSwkSndSbf
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 11, 2013
BABYMETAL with Kirk Hammett -METALLICA at Summer Sonic 2013\m/ #Metallica #メタリカ #summer sonic #サマソニ #babymetal #ベビメタ pic.twitter.com/0C8KVs2qbQ
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 11, 2013
「メタルマスターとの遭遇・第1話」:メタリカの撮影で来日しているカメラマン・ロスハルフィン-ROSS HALFINとラーズがBABYMETALとフォトセッションしたいという話しがあり、なんとステージまで観に来てくれることに!つづく→ pic.twitter.com/vft6ZDXIMk
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 11, 2013
「メタルマスターとの遭遇・第2話」:元々はフォトセッションの予定などなく、ご飯を食べていたら話しかけられたというのが始まりだったのだが、BABYMETALの本番時間が迫っていたためフォトセッションは間に合わず、会えただけでも感謝!と思って会場へ向かうのであった→つづく
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 11, 2013
「メタルマスターとの遭遇・第3話」:灼熱のサマソニ「FLOWER STAGE」へ向かうと沢山の人達が待っていてくれました。本番にむけて神の降臨を待っていると、そこにロスハルフィンさんが現れた!!「PHOTO!!」BABYMETALの写真を撮りたいと言い始めた!→明日につづく
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 11, 2013
「メタルマスターとの遭遇・第4話」:本番直前になって突如現れたハルフィンさん。「PHOTO!PHOTO!」のリクエストに急遽ステージ裏で撮影を始める。実はまだこの時点ではハルフィンさんと認識しておらず「わざわざFLOWERSTAGEまで来るなんてえらい積極的なカメラマンだな」と。
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 12, 2013
「メタルマスターとの遭遇・第5話」:「ライブも撮影したい」ということで「どうぞどうぞ」と送り出し、撮影を切り上げていざステージへ!強烈な日差しが差し込むサマソニ大阪のステージに初降臨!気温もお客さんの盛り上がりも激アツなライブの最中、突如ステージ袖に現れた人達「誰だ?!」→つづく
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 12, 2013
「第6話」:→ミラクルが起った!!なんとあのメタルマスターが降臨したのであった!!なぜだ?なぜラーズがBABYMETALのステージ袖にいるのだ?BABYMETALがメタルマスターから学んだ「ホントのメタル」を手に入れるための修行ツアーのことを知っていたのか?抜き打ちテストか?
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 13, 2013
「第7話」:40度近い灼熱のステージで、修行で学んだ土下座ヘドバンやウォール・オブ・デスを繰り出すBABYMETALとファンの皆さんのライブを、ステージ袖から真剣な眼差しを向けるメタルマスター。ミラクル過ぎる状況から目覚め、楽屋に戻ると「コンコン」とドアをノックする音が。
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 13, 2013
「第8話」:クルーの人が「Tシャツを持ってきてくれないか?」と。実はお昼ご飯の時に、BABYMETALメンバー&スタッフが着ていたFES-Tシャツを指差し「どうしたんだ?どこで買えるんだ?」と言っていたロスさんにTシャツをプレゼントしたのだったが、好評だったのか追加のリクエストが
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 13, 2013
「第9話」:しかしグッズ売り場ではTシャツが売り切れてしまって在庫が無かったので、元々はBABYMETALスタッフ用に準備していたTシャツを急いでかき集めることに。ライブを終えたBABYMETALのメンバーも世を忍ぶ仮の姿に変身し、Tシャツを持っていざ出陣。
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 13, 2013
「第10話」:クルーの人に連れられてドキドキしながら向かっているとメタリカの楽屋エリアに到着。「ちょっとここで待っていて」ということで待っていると再びロスさんが登場。「メタリカのメンバーが来るからフォトセッションしよう」と。ドッキリ企画か?あまりにも突然過ぎる展開。→つづく
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 13, 2013
「第10話」の続きですが、ロスさんから「フォトセッション楽しかったよ、近々写真をアップするから待ってて」とメッセージを頂いたので続きはロスさんに引き継ぐことに、いつアップされるかは?ですが。Twitterでは限界があるので、ライブでの黙示録映像とか何かしらの形でお伝えできたらと。
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 14, 2013
「五月革命」修行ツアーの黙示録映像では、修行を経てメタルマスターに導かれて「天下一メタル武道会」に参加するところまでは記されていましたが、本物のメタルマスターがBABYMETALのステージに現れるなんてさすがのキツネ様も予言できなかったハズ。ミラクルが起こったサマソニでした!!
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 14, 2013
BABYMETALの興奮が伝わります。
神バンドのギタリストである大村孝佳は下記のようにサマソニ2013を回顧しています。
サマソニの大舞台で観客を虜にした後、畳の大部屋で宿題したり神様達とUNOをし、著名なカメラマンやMETALLICAと仲良くなり、最後はヘッドライナーであるMETALLICAの演奏をステージ横で観る。BABYMETALがサマソニを一番享受していたと感じている。 #BABYMETAL
— 大村孝佳🚬🍺✋(΄⌒◞౪◟⌒`) (@TakayoshiOhmura) August 12, 2013
このメタリカとの出会いがキッカケでBABYMETALは海外へと進出していきます。
BABYMETAL初のイギリス大型ロックフェス出演決定DEATH!!「Sonisphere Festival UK」であのメタルマスターと1年ぶりに共演!!詳しくはコチラ⇒ http://t.co/ST8KfwUFWy pic.twitter.com/lV1v4zUWTM
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) April 8, 2014
そして、成長したBABYMETALは初めて出会ってから4年後、メタリカのサポートアクトを務め、再びメタリカとのフォトセッションを行います。
ラーズ・ウルリッヒはBABYMETALをサポートアクトに選んだ経緯について次のように語っています。
ラーズ・ウルリッヒが、今年早くに韓国ソウルでMETALLICAの前座として行ったこのバンドの公演前に、BABYMETALについての考えを明かした(Redditによる)。
「俺たちはフェスティバルで2013年にBABYMETALを観て、そのものすごさに圧倒された。知っているだろうが、彼女たちは世界中をツアーして周り、RED HOT CHILI PEPPERSの前座を務めている」
「彼女たちはクールなことをたくさんやっており、ライブ・ショーの経験も豊富だ。だから、俺たちが(韓国に)来ることになった時に、これはいわば彼女たちの場所だと考えたんだ(笑)」
「こんなに存在感がある(バンド)と一緒にやることは光栄だし、妻に彼女たちの演奏を見せるのが楽しみなんだ。いつも言っているんだよ、『君は絶対にBABYMETALを観なくちゃいけない』ってね! 彼女たちは本当にクールで、今からわくわくしているんだ」
「それからもちろん、俺は自分たちのファンに最高のショーを楽しんでもらいたいと思っているからね。BABYMETALとどれだけ共演することになるのかは分からないが、今夜の(ソウルでの)ショーで一緒にやれてうれしいんだ」
引用元:[Ultimate Guitar] ラーズ・ウルリッヒ:METALLICAはBABYMETALのすごさに圧倒された (ハワイとプログレとBABYMETALさんより)
THE FOX GOD led us @BABYMETAL_JAPAN to THE METAL MASTER @Metallica! Thanks photo: @RossHalfin #BABYMETAL #metallica #worldwired #metal pic.twitter.com/p287EiUBu8
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) January 13, 2017
この絵ヅラの強さたるや・・・。
この写真を見たときは、こみ上げてくるものがありました。
レディー・ガガ
そして、レディー・ガガ。
レディー・ガガは言わずと知れた世界のPOP界で頂点を極めています。
- 2008年に発売したデビュー・アルバム『ザ・フェイム』は商業的に大きな成功を収め、アメリカ、イギリス、オーストラリア、4カ国の音楽チャートで1位を獲得、1500万枚以上売り上げた。
- 2009年に2枚目のアルバム『ザ・モンスター』を発表した。同アルバムからのシングル「バッド・ロマンス」「テレフォン」はそれぞれ全米チャートTop3に入る大ヒットになる。
- MTV Video Music Awards 2010では歴代2位となる8冠を獲得した。
- 2011年には3枚目のアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』を発表し28ヵ国で1位を獲得、800万枚以上の売り上げを記録した。
- 彼女は現在までに世界中でシングルを8400万枚、アルバムを2500万枚以上売り上げている。
- 2010年5月、アメリカの雑誌『タイム』の世界で最も影響力のある有名人を選出する「タイム100」のアーティスト部門の1位に選ばれた。
- Twitterのフォロワー数は2019年現在7800万人を超える。(ちなみにBABYMETALは約30万人)
この人の業績もヤバイです。
そんな世界一といっても過言ではないほどのスーパースターがBABYMETALにゾッコンなのです。
レディーガガの反応
その様子は、下記のファンカムで少しだけ見ることができます。
自身の公演の前に前座のBABYMETALのステージにかぶりつくレディー・ガガ。
周りはセキュリティスタッフに囲まれ厳重体制、この異常事態にレディー・ガガのファンもビックリ!
そして、たまらず「ガガ!!ガガ!!」とファンは叫び倒すのですが、それをガガは「シーっと」口に指を立て制します。
ステージを見守る目はとても真剣です。
時おりギミチョコの振り付けを一緒になって踊りだしたりしています。
SU-METALの歌声、ギミチョコのビートに大興奮のガガ。
それにつられガガのファンも「チョコレート!!チョコレート!!」と歌い出す。
一部の情報では2回はBABYMETALのステージを見たということです。
このようにレディー・ガガが何度もサポートアクトを見に行くのは珍しいとの事。
また、ツイッターでレディー・ガガはBABYMETALのファンになったと語っています。
@Aerodax they are so killer. And lead singer can really sing it's very unexpected and the music is authentic I'm a fan
— Lady Gaga (@ladygaga) August 3, 2014
『あの子たちは凄いわ! リードシンガーの歌が上手くて、想像以上だったわ。音楽も本物。もう彼女たちのファン!』
そして、楽屋での貴重な4ショット。
We are "BABY"&"LADY"METAL team!! @BABYMETAL_JAPAN with @ladygaga We love U! #artRave #MTVHottest #ladygaga #BABYMETAL pic.twitter.com/fw120vimsa
— BABYMETAL (@BABYMETAL_JAPAN) August 3, 2014
関連記事こんにちは。おちです。BABYMETALは初となるアメリカのロサンゼルス公演で、今まで日本人アーティストがなかなか超えられなかった壁をいとも簡単に超えてしまいました。いや、あの勢いは『超えた』というよりもはや『破壊』に近いで[…]
さすがにこれはマスメディアも取り上げることになりました。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
そして、ロック界の頂点を極めるレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。
- 1991年に「Under The Bridge」で、初の全米1位を獲得。また、同じくシングルカットされた「Give It Away」は、グラミー賞のハードロック部門最優秀シングル賞を受賞している。
- 1999年にアルバム『カリフォルニケイション』をリリース。「スカー・ティッシュ - Scar Tissue」で、2度目のグラミー賞を受賞。驚異的なセールスを記録し、現在までの最大のヒット作となる。
- 2002年に アルバム『バイ・ザ・ウェイ』をリリース。アルバムチャートでは、ついにイギリスで1位を獲得した。
- 2006年にアルバム『ステイディアム・アーケイディアム』をリリース。初のアメリカアルバムチャート1位をはじめとして、全世界24ヶ国で1位を獲得。日本のアルバムチャートでも、2枚組の洋楽アルバムとしては、史上初の初登場1位を獲得した。また、このアルバムで3度目のグラミー賞を受賞している。
- 2012年に ロックの殿堂入り。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは2016年にフジロックのヘッドライナーを務め、そこでBABYMETALを目にしゾッコンラブになっています。
さらに前座のBABYMETALで、「野獣のように踊る」ことになると約束……
RED HOT CHILI PEPPERSのフリーは、バンドの来たるべき英国のショーが何か特別なものになると説明している。
RED HOT CHILI PEPPERSは、5年ぶりの英国ツアーを発表し、この12月にロンドン、グラスゴー、バーミンガム、そしてマンチェスターを訪れる。
リーズ・フェスティバルの演奏前にRadio Xのサンタ・テンプルトンと話し、フリーは、どのようにバンドがより良くなるようにいつも自分たちをプッシュしているのかについて語った。
フリーは、「(このツアーで)、自分自身を高揚させ、意気を高め、血の汗を流し、俺たち全員を支配している大いなる力とつながりたいんだ」という。
「俺たちがやること、俺たちがやるショー、俺たちがどのような文脈でも演奏する一音一音について、いつも可能なことの表面をひっかいているだけだという風に感じている」
「もっとうまくなろうとしなければ、生きている意味があるか? 俺たちの命は一瞬で終わるんだから、自分の命はできるだけ意味のあるかたちで使いたい」
フリーはまた、全員女性の日本のロック・トリオ、BABYMETALとツアーを行うことについてワクワクしていると明かした。
「連中はでかい音を出していて、バンドは素晴らしくて、本当にものすごいんだ」とフリーは言う。「俺たちは日本のフェスティバルで連中が演奏するのを見て、あのおかしな女の子たちを一緒に連れて行って思いっきり楽しんだら、きっと愉快だろうと思ったんだ」
「俺がバンドから期待するものは、これまで感じたことのない気分にさせてくれ、ということだ。何かをしてくれて、危険だと感じさせて欲しいし、あるいは自分が空に浮かんでいるような気分にして欲しい、あるいは野獣のように踊らせて欲しい、とにかく何かをして欲しいんだ」
「このユニークな感情を得ることはどんどん珍しくなっている。BABYMETALについては、「何じゃこりゃー」みたいな感じだったんだよ!」
べた褒めです・・・。
そして、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアメリカツアーではたチャド・スミス、フリー、ジョシュ・クリングホッファーのレッチリメンバーがコープスペイントを施し(神バンドに変身)、BABYMETALと『ギミチョコ!!』を演奏しています。
ドラマーのチャドが楽屋で『ギミチョコ!!』を練習している姿は微笑ましくありました。
このコラボって物凄いことなのですが、不思議なことに日本のマスメディアはこれを一切、報じませんでした。
※ここに疑問を持つことはとても大切なことです。普段、目にするニュースやTV番組などは、その歴史を含めてどのような構造になっているのかを知ると、いろいろおかしなことに気づくことができると思います。
その他の著名なアーティスト
また、ガンズ・アンド・ローゼスやKORNのオープニングアクトを務めたり、
メタルゴッドのロブ・ハルフォード(ジューダス・プリースト)とコラボしたりと、
BABYMETALはロック・メタル界の大御所から一目を置かれる存在になっています。
【ガンズ・アンド・ローゼス】
BABYMETALが1月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで行なわれたガンズ・アンド・ローゼズのジャパンツアー最終公…
【ロブ・ハルフォード(ジューダス・プリースト)】
メタルゴッドであるロブ・ハルフォードの「BABYMETALはメタルの未来だ!!」という言葉は胸熱です。
そして、その他にも世界的なアーテイストからBABYMETALは熱い視線を受けています。
【アリアナ・グランデ】
【コリーテイラー(Slipknot )】
【フーファイターズ】
このように並べると、ガラパゴスな日本の芸能界で勝負することの意味を感じられなくなってしまう・・・。
道なき道をゆくBABYMETAL
斬新なサウンド、ハイクオリティなパフォーマンスによる圧倒的なライブ。
そして、世界中を熱狂させ、世界の大物アーティストでさえ虜にしてしまう。
BABYMETALは、日本芸能史の中で誰も経験したことのない未知の領域を突き進んでいます。
そして、私がBABYMETALにハマる理由。
それは、CMやドラマ、アニメに映画など、いわゆるマスメディアとのタイアップをしなくてもここまでのぼりつめているということです。
これは日本のマスメディアを支配する電通などの広告代理店の力を頼らずに自らの実力のみでここまでのぼりつめていることを意味します。
BABYMETALはタイアップによるマスメディアへの露出は一切しません。
※ごくたまにタイアップをすることがありますが、マスメディアに露出されない場合に限ります。
BABYMETALのマーケティング戦略は、YouTubeにおけるミュージックビデオ公開や、ロックフェスへの出演、国際的なメジャーアーティストの公演前座による波及・拡散で勝負をしています。
まず、実力がなければロックフェスへの出演もできませんし、なにしろ大物アーティストからの声も掛かることはありません。(ヘタな前座をつければそのアーティストの信用にも傷がつく。)
そして、ロックフェスや前座では、そのパフォーマンスで一人一人に何かしらの感動を与えない限り、ファンを獲得することはできません。
それはYouTubeでも同じことが言えます。
本当に実力に自信がなければこの戦略は選択できないでしょう。
かたやタイアップは「CM、ドラマ、TV番組、アニメ、映画」の作品に力があれば、その力に便乗することができます。
そして、ひねくれ者の私はこう思うわけです。
「それって本当にそのアーティストの実力なの?」
日本のオリコンチャートの上位を見てみれば、その殆どが「CM、ドラマ、TV番組、アニメ、映画」とタイアップをしている楽曲ばかり。
きっと、その楽曲を聞けばタイアップした作品の映像が浮かぶことでしょう。
でも、その映像はそのアーティストのものではありませんよね。
本当にその楽曲が素晴らしいかというと「?」と疑ってしまうわけです。
で、たいがい聞いてみるとありきたりで面白くないわけです。
※あくまで個人の感想です。
これら「CM、ドラマ、TV番組、アニメ、映画」、いわゆるマスメディアを取り仕切っているのが電通に代表される広告代理店です。
特に日本の場合は、電通によるマスメディア支配は顕著です。
こんにちは。おちです。WorldTour2018。BABYMETALはアメリカとヨーロッパで可愛いから美しいへ変貌を遂げ、見事に信頼を勝ち取り、次のステージへ進む準備が整いました。残すは10月の日本。BABYMETALはどのような景[…]
広告代理店は、スポンサーである企業と、TV局、CM製作会社、映画製作会社との橋渡しを行うとともに、企画・制作にも携わっています。
その作品にどのアーティストを起用するかは、製作会社にお金を支払う広告代理店が強い影響力を持っていることは想像するに容易いです。
運良く、広告代理店からお声がかかればそのアーティストはラッキー。
「CM、ドラマ、TV番組、アニメ、映画」などのマスメディアの力によって、一気にその知名度が高まり、売れるようになります。
広告代理店の敷くレールの上に乗ることができれば、売れることは約束されます。
その道を選択するのが、アーティストとして生きていくために必要なことです。
広告代理店と蜜月な関係を築くことが何よりも大切で常識です。
しかし、BABYMETALはその道を選びません。
※ちなみにNHKでBABYMETALの特集が組まれましたが、あれはBABYMETALが主であるためタイアップではありません。ここでいうタイアップとは、主があって従のポジションに入ることを指します。
他人の力を借りずにあくまで自分たちの実力のみで勝負する。
そのチャレンジ精神と潔さ。
そして、一人一人に感動を与え続け、世界各国のチャートの上位に食い込むまでになりました。
既存のやり方や常識を破壊するBABYMETAL。
まさに革命を起こすBABYMETALは、今までのやり方にぶら下がった人にとっては立場を脅かされるのではないでしょうか。
それはまさに恐怖、できるだけBABYMETALには触れたくない。
触れてしまった途端、正体がバレる。
道なき道をゆくBABYMETAL。
BABYMETALは何ものにも縛られない自由があります。
その痛快さ。
その姿に私は憧憬の念を感じ、心奪われるのです。
まとめ
最後にBABYMETALを生んだアミューズについて見ていきたいと思います。
株式会社アミューズは東証1部上場の大手芸能事務所です。
1978年10月16日に創業され、テレビ番組/映画製作等へも多面展開しています。
創業者は大里洋吉で授業員数は、2019年3月31日現在で315人です、
下記はアミューズの会長である大里洋吉氏の言葉です。
「Amuse Your Moment ~世界を彩る明日を創れ~ 」というブランドビジョンの通り、私たちの使命は世界中の人々の一瞬一瞬を彩り続けることに他なりません。
良質な文化こそが人の心に強烈に訴えかけ、社会を良い方向に導いていくのだと信じて、私たちは挑戦という舵を切り続けます。
「感動だけが、人の心を撃ち抜ける」(アミューズのビジョンより抜粋)
そんな大里イズムを引き継ぐアミューズの一人一人のスタッフが、BABYMETALに多大な情熱と愛情を注いでいます。
SU-METALやMOAMETALはそれを受け、一点、BABYMETALにエネルギーを集約させ、それをステージ上で一気に解放します。
このエネルギーを受けた人々は熱狂し、多くの感動に心を撃ち抜かれることでしょう。
そして、それをまた大歓声という形でBABYMETALに返す。
情熱、物事に対する誠実さ、人に対する思いやり。
ここからポジティブなエネルギーの循環が始まります。
心震える体験。
それは魂を揺り動かします。
明日への希望、立ち向かう勇気をそこから得る人も少なからずいます。
人は高潔な魂に触れたとき、思考もそれに共鳴し始めます。
『燃えろ!!鋼鉄魂(メタルハート)!! 道なき道をBABYMETALとともに!!』
一人一人の思考が集まることで事が起こり、その一つ一つの出来事が集まることでこの世の中が形成される。
『良質な文化こそが人の心に強烈に訴えかけ、社会を良い方向に導いていくのだと信じて・・・』
まさに私にとってのBABYMETALとは、ヒーローが紡ぐ物語。
そして、世界中の人々の魂を揺さぶり続け、夢や希望、そして勇気を与え続けるさまは、まるでリアルタイムで神話を見ているかのようです。
考えるな!感じるんだ!!
・・・
本サイトでは、そんなBABYMETALについて熱く語っていきます。
今後とも末永くお付き合い頂ければ幸いです。
それでは。また。
おち