STRATOVARIUS アイデンティティーの確立

STRATOVARIUS アイデンティティーの確立

こんにちは。おちです。

前回は、私がBABYMETALに出会う前はどのような思考をしていたか?趣味嗜好を知る事で人生の歩みが人格として滲み出て、その人のアイデンティティ、核となる部分が分かるというお話しをさせて頂きました。

又、私の恥ずかしくも中学・高校の思春期時代(暗黒時代)をお話しさせて頂きました。

悪夢の輪舞曲

出会い

今回はその続きのお話しです。

失われた自信と誇り。現実は苦しく、つまらない。見るもの全てが否定的。そこから抜け出したくても何をどうすれば良いのかサッパリ分からない。

私は無意識に心を震わせるモノ、何か熱くなれるものを捜し求めていました。

そして専門学生時代、当時の年齢は二十歳。それは何の予兆もなしに現れます。

学校帰りに何の気兼ねなしに立ち寄ったタワーレコード。1996年位だったでしょうか。Windows95、インターネットなるものが登場した時代。

あの頃のタワーレコードは楽しかった。TVでは知る由もない楽曲が並んでおり、当時のタワーレコードからは本物の音楽を伝えたいという気概を感じられた。ポップも熱を帯びており、タワーレコードにいると心が弾む。

そして目にしたポップ。「激しくも美しいそのメロディに酔いしれろ!至高のサウンドがここに登場!!」うる覚えですが、こんな感じだったと思います。

私はこのポップに反応しました。出会いの始まりです。「至高のサウンド?イヤイヤ。激しくて美しい?激しいのが美しいわけがないだろう。そもそも至高ってなんだ?」

・・・よく分からない。

ふーん。どうせ暇だし。まあとにかく聴いてみるか。

そこでCDを視聴できるヘッドフォンを手にしてみました。たいした興味も持ち合わせていませんでしたが、適当に再生ボタンを押してみました。

心に地震が起きた。こんなに揺れるんだって。

その衝撃はいきなり襲ってきます。・・・なんだ!?これは!?

その曲の疾走感。今まで聞いたことのないハイトーンボイス。ギター、ドラム、ベース、キーボードの主張がこれでもかと襲いかかってくる。

私が聴いてきた今迄の音楽はボーカル中心でギターやドラムはあくまでバックサウンド。料理でいえばつけあわせのツマ。特にベースはその存在すら知りませんでした。

それが、これでもかと前面に押し出してくる。一つ一つの楽器、ボーカルも楽器の一つとして調和している。めちゃくちゃ激しい。そして速い。なんだ!?ギターとキーボードが歌い始めている。

・・・美しい。全てが高次元で調和している。

「激しくも美しいそのメロディに酔いしれろ!至高のサウンドがここに登場!!」

疑ってスミマセンでした。仰る通りでした。。。

手に入れた鋼鉄魂(メタルハート)

放心状態。

「今、自分は凄いモノを目にした!」初めて音楽に心動かされた瞬間でした。「これだ!!」探し求めていたモノが見つかった喜びはいかほどでしょう。

この曲は「STRATOVARIUS」のアルバム「EPISODE」に収録された「Father Time」です。

即買いしました。そして何度もこのアルバムを聴きこみました。

STRATOVARIUS。その激しくも美しいメロディー。それを裏付ける超絶なテクニック。私は心底酔いしれました。

勝利宣言!!

心が震え、熱いものが込み上げてきます。夢中になれる喜びに満たされていきます。そしてある日、それは突然降りてきました。

「勝った」

そう、勝ったのです。何に対しての勝利か?

「誰が何と言おうと自分はこれが好き。これをバカにするやつは何も分かっていない。そいつが見る目がないだけだ!」この心境に入れた事。ビクビクと他者の視線に惑わされていた自分に対しての勝利宣言です。

周りに合わせる事に注力し過ぎて、たいして好きでないものを好きと言ったり、「いいな」と思っても他人が「良くない」と言ったら嫌いと言ったり。好きな事を好きと言えず、嫌いな事を嫌いと言えず、嫌な事を嫌と言えず、無意識に我慢し、いつしか心は冷めきり自分を見失っていた。

これに勝ったのです。その日は興奮しすぎて全く眠れませんでした。

無敵。燃え上がる鋼鉄魂(メタルハート)!!

そして、少しずつ冷静さを取り戻していく中である考えが頭をよぎります。

「STRATOVARIUSって、何のジャンル?」

ジャンル(Category)。このジャンルというものは帰属意識に働きかけます。「どこに属するのか?」マズローで言えば「1.生理的欲求、2.安全の欲求、3.社会的欲求、4.承認(尊重)の欲求、5.自己実現の欲求」の「3.社会的欲求」にあたります。

この社会的欲求は「何かどこかの組織、グループに属していたい。人に愛されたい。仲間が欲しい。」を欲するものです。

そして、このSTRATOVARIUS。ジャンルはメタルでした。

当時、メタルと言えば「天才たけしの元気が出るTV」に登場した、ちょっといってしまった人達のイメージが強かったため、私もそれに従うように、こんなものを好きになるのは恥ずかしいというマインドに襲われました。

引用元:天才たけしの元気が出るTV

しかし、ここでそのマインドに囚われ否定していたら何も変わらなかったでしょう。

幸運な事に私はそのマインドを振り払う事に成功します。

「いや、関係ない。そんなものはTVが作った幻想に過ぎない。目の前にあるこのサウンドを見てみろ。凄いじゃないか。それに比べてTVに流れるサウンドを見てみろ。薄っぺらで何もないじゃないか。本物はこっちだ!」

湧き上がる感情。冷め切った心を呼び戻す強い衝動。

「誰がどう思うか。誰がどう見ようか。知った事か!関係ない!俺はこれが好きだ!」

燃え上がる鋼鉄魂(メタルハート)!!

嬉しかったですね。まさに無敵状態。

そして誇らしかったですね。それを見出した自分が。

こうして失われた自信、誇りを取り戻し始めました。自信と誇り。それは心といって良いでしょう。心を取り戻し、見失っていた自分に再会する。

訪れた春

「好きなものを好きになっていい。」この思考は現実を好転させていきました。

好きなことに自信を持って好きと思えるこの感覚。

ファッションに対しても自信を持てなかったのですが、この感覚によって次第に自信が養われていきました。

自分を彩る。楽しかったですね。楽しい事の次は楽しい事が待ってます。※これ本当。

楽しんでいると人が寄ってきます。何人かの女の子にも好意を抱かれモテるようになりました。彼女もでき、たくさん楽しい体験をする事ができました。

青春を謳歌するってやつです。

「音楽は世界を変える」

私の体験からこれは「真実」と言い切らせて頂きます。

私はSTRATOVARIUSに出会ってから思考が変わりました。見る景色が変わり、結果、体験する現実が変わる。

「思考が先。現実は後。」 (この考え方は幸せになるためのとても大切な考え方です。ぜひ繰り返し言葉にして刷り込んで下さい。このことは別途、語りたいと思います。)

進め!!

、、、なかなかBABYMETALまで行き着きませんね。。。

BABYMETALの「興奮を共感しながら追体験する」に入るには、もう一つ話しておきたいことがあります。それはブランキー・ジェット・シティと私の世界観を180度ひっくり返す情報との出会いです。

それはまるで人生のジェットコースター。目まぐるしく変化する価値観。そんな中、BABYMETALとの出会いは絶望感に襲われながらも、希望を指し示してくれました。

それではまた。

おち

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