こんにちは。おちと申します。
考えるな!感じるんだ!!
この言葉は、1973年公開のカンフー映画『燃えよドラゴン』の劇中でブルース・リーが発したセリフが元ネタです。劇中の冒頭でリーが少年に蹴りの稽古をつけるシーンで「Don’t Think. Feel!」というセリフが使われました。
これを日本語に訳したのが「考えるな、感じろ」、または「考えるな、感じるんだ」です。
私は子供の頃、ブルース・リーに憧れこのシーンの真似ばかりしていました。
最近ではBABYMETALのSU-METALがインタビューの際に「BABYMETALって何?」と聞かれた際に「No thinking! Just feeling!(考えるな!感じるんだ!!)」と答えています。
BABYMETALを言語(マインド、頭)で表すと
|
になります。
これをそのまま、BABYMETALについて全く知らない人に説明し「BABYMETALが大好きなんだ。BABYMETALについていく。」と真剣に語るものなら、もれなく「頭大丈夫?気は確かか?」と心配されることでしょう。
常識にあてはめて考えてみればごもっともな事です。
アイドルとメタルは水と油の関係。融合なんてできるわけないし、キツネ様なんてオカルトチックで怪しいし。メタルの復権、「イジメ・ダメ・ゼッタイ」で世直しなんて恥ずかしいこと言うなだし。世界征服なんて中二病だし。
マインド(頭)が優先していた頃の私であれば、こんなものに夢中になるなんて「世も末だ」と嘆いていたことでしょう。
しかし、BABYMETALを目の当たりにしてからハート(心)が強く反応し、今までのマインド(頭)先行型の思考が反転し始めました。
そして、ハート(心)は語りかけてきます。
考えるな、感じろ。マインド(頭)ではなくハート(心)で物事を捉えよ。物事の本質を見よ。
常識という枠の中に納まることに安心している自分。しかし、その枠から外れることを極端に恐れてしまう自分。常に人目を気にしてその枠に収まるように我慢している自分。
それが積み重なり、いつしか人目(鏡)の世界に囚われてしまっていた。人目(鏡)の世界で世を忍ぶ仮の姿を演じている自分。演じすぎてそれが真実の私なのか虚像の私なのかにも気づけない。
この世界は常に不安と恐怖がつきまとう、まさに悪夢の輪舞曲の世界。
あれ?生きるのってこんなに苦しいんだっけ?
ハート(心)が叫びます。それは幼き(BABY)頃の私の声。
考えるな!感じるんだ!!そこから抜け出し、エルドラド(黄金郷)へ向かうのだ!!!
どうやらハートは知っているようです。エルドラド(黄金郷)への行先を。
ハート(心)に任せ、常識・恐れのマインド(頭)を手放し、思うがままの旅に出る。それは、様々な知識(情報)に触れる旅。
隠された知識
オカルトとは、ラテン語の”occulere(隠す、覆い隠す)”の過去分詞”occulta(隠されたもの、覆い隠すもの)”が語源。
知識を手に入れ、認識をアップデートすることで思考の選択肢を広げる。思考の選択の積み重ねにより、目の前の現実が現れる。
隠された知識はエルドラド(黄金郷)の扉を開けるための秘密の鍵。
思考が先。現実は後。燃えろ!!鋼鉄魂(メタルハート)!!道なき道をBABYMETALと共に!!認識をアップデートし、エルドラド(黄金郷)へ向かうのだ!!!
この旅で秘密の鍵を手に入れ、エルドラド(黄金郷)の扉を開ける。その先にきっと、それぞれのエルドラド(黄金郷)が待ち受けている。
それはきっと、人生の喜びに出会う旅路。
どうぞ宜しくお付き合い下さい。
おち
※アイキャッチ画像は、くろもり @crmo2018 さんの作品です。お借りさせて頂きました。