BABYMETAL 『LEGEND – S – BAPTISM XX -』 メイトが繋げたTHE ONE

BABYMETAL 『LEGEND – S – BAPTISM XX -』 メイトが繋げたTHE ONE

こんにちは。おちです。

祝!!

8月1日(水)は、『LEGEND – S – BAPTISM XX – 』(以下、洗礼の儀)の発売日でした。

皆さん、洗礼の儀はもう見られましたか?

週末まで待ち、じっくり堪能することを考えられている方もいらっしゃるかもしれませんね。

まだ、購入を見合わしている方、「悪いことは言わない、早く買え!!」です。(笑)

私はというとですね。。。

ぶっちゃけYUIMETALの件もあり、購入するかどうかためらっていました!

結局、購入したのですが出足が遅れたため、皆さんとは若干のタイムラグが発生しております。(優柔不断で決断できず無駄に時間を浪費してしまった。。。)

その辺りも含め、今回は洗礼の儀についてお話しさせて頂きます。

迷い

で、デロを手に入れるには、最大の関門を乗り越えなければなりません。

※デロ(デロリアン)とはDVDやブルーレイディスクのことを指します。SU-METALこと中元すず香がさくら学院時代に「CDやDVDのDの部分を訳せ」という問題に対し、『デロリアン』と伝説の解答をしたことにより、それ以来、CDやDVD、ブルーレイディスクのことを『デロリアン』と呼ばれるようになりました。デロはデロリアンの略称です。

それは、財務大臣(嫁)による厳正な審査をパスすること。

私にはありがたいことに三人の幼い娘がおります。そして、我が家の収入は中小企業のサラリーマンである私の稼ぎのみ。

日々、家族を養うべく、人生の時間を労働に捧げておりますが、今の日本の経済状況を見て頂ければ中々に厳しい台所事情であることはお察し頂けるかと思います。

よって、おいそれとは趣味にお金を使うことはできないのです。

財務大臣(嫁)の許可が必要なのです。

「それは本当に必要なものなのか?」

このことを明確に、しっかりと意志をもって答えなければ、財務大臣(嫁)の厳正な審査をパスすることはできません。

もし、厳正なる審査の結果、NOを突き付けられた場合、そこで終わってしまいます。

・・・

で、今回の洗礼の儀については、かなり迷いました。

YUIMETALがいない、小神様の件、ボヘミアン・グローブの演出など複雑な心境が重なり、私は購入をためらいました。

そして、購入するには財務大臣(嫁)を全力で説得しなければなりません。

8千円はそれなりに家計にインパクトを与えますし、私はそこまで無理をしたくないと考えていました。

やはり三姫が揃ってこそのBABYMETAL。誰一人欠けることは素直に受け止めることはできない。ボヘミアン・グローブの演出も、小神様のラストステージであるという事も。

洗礼の儀を見ることは、悲しい記憶を辿ることになり、きっと辛く、苦しくなるだろうと思っていました。

なので購入は控えようと。

そんなことで、私は特に行動を起こすわけでもなく、時間を経過させていきました。

もちろん財務大臣(嫁)には、洗礼の儀については一言も触れておりません。

でもね。

しかし、洗礼の儀で思いだされるのはメイトさんの姿。(ちなみに私は参戦していません。ツイッターで当時の様子を追いかけていました。)

突然のYUIMETALの欠場の発表に、メイトさんはおおいに戸惑っていました。(私もかなり戸惑いました。)

普通であれば悲しみに包まれ意気消沈し、LIVEはお通夜のようになっていたでしょう。

そして、追い打ちを欠けるように三種の神器です。

これを見たとき、私は悲しい想いに襲われました。

三種の神器で表現される世界観は悪魔崇拝。かのボヘミアン・グローブを連想させるものでした。(ボヘミアン・グローブについては次回の記事で触れる予定です。)

いくらメタルであってもボヘミアン・グローブの演出はさすがにマズイ。やり過ぎです。

私は、闇の波長が不穏な現実を創り出しているように思え、不謹慎ながら「もう、BABYMETALは闇側に堕ちてしまったのかな?」と、思った次第です。

悲しみに襲われ、かなりヘコんだことを今でも覚えています。

私は力無くツイートを眺めていました。

すると、戸惑いながらも事の起こりを受け入れ、気持ちを立て直すメイトさんがそこにいました。

一人だけではありません。どのツイートを見ても受け入れることに専念し、気持ちを立て直すメイトさん。

そして全力でBABYMETALを支えようと声を掛け合う熱い想い。

そんな姿を見せつけられ、私はヘコんでいることに恥ずかしさを覚えました。

気合いが入りました。

「頼む、メイトさん。精一杯に盛り上げてくれ。」

私は、祈る想いでした。

そして、なんとメイトさんは、YUIMETALのいない最大のピンチを乗り越え、見事に公演を大成功させてしまった。

私は成功の要因は、メイトさんの力の限りの合いの手が、奇跡を起こしたものであったと見ています。

この一連の流れに私の心は、おおいに揺さぶられました。

そして、今もツイートに流れるメイトさんの「洗礼の儀は最高傑作」との声。

当時の事が思い出され、私はいてもたってもいられなくなりました。何を躊躇しているのか?!

せめて、奇跡を起こしたメイトさんは見ておかなければならない。

私はデロを購入する決意を固めました。

そして、嫁に頭を下げます。

「頼む!デロを買わしてくれ!!」

嫁は全てを見透かしていたのでしょうか。

「いいよ」の一言。

私も多くは語りませんでした。

「悪い」と。

そして、2,500円分の楽天スーパーポイントを握りしめ、6,652円のブルーレイの購入決定ボタンをポチりました。総額4,152円、2018年8月1日の出来事でした。

中元すず香の広島の想いとメイトが繋げたTHE ONE

晴れて私は、デロを手にいれました。

早速、拝覧といきたい所ですが、その前に心して見ておかなければならないものがあります。

そして、この広島での洗礼の儀のチケット代は、大人(21歳以上)が2万円。金キツネ(新成人〜中学生)が2千円と極端な価格差が目につきました。

まるで、大人が子供にチケット代を肩代わりするかのようです。しかも見ず知らずの子供達にです。

これは、明確な意図があったと思います。多くの金キツネ世代に広島の地に来てもらいたいということ。そして平和記念公園に訪れて欲しいということ。

BABYMETALはハッキリとは語りませんが、中元すず香の背景を想えば、その意図を感じることができます。

多くのメイトさんがそれを感じとっていました。

そして、喜んでチケット代を肩代わりすることに同意します。

・・・

当時の記憶が鮮明に思い出されて来ました。

以上を踏まえ、デロを拝覧致します。

※ネタバレになるかもしれませんので、まだ見ていない方は黄色の部分を読み飛ばして下さい。

荘厳なステージ。

強面のキツネの巨大なセットが目に映る。薄暗く、スモークが焚かれ、まるで映画のワンシーンを見ているかのよう。

そこへ、SU-METALが登場。ゆっくりと杖を手にする。

まるで奴隷のようなキツネ達が鎖で繋がれたステージを引き摺る。異様な光景。

神バンドのいるステージまで引き摺り、そこでSU-METALが身体を反転させ、杖を掲げた。

大歓声。

ただ、それだけではない。

SU-METALが睨みを決め、その掲げた杖を空間を切り裂くように斜めに振り下ろすと、その切り裂く動きに呼応した火花が会場の端から端まで走り抜けた。まるでSU-METALから閃光が発せられたかのように。

この演出で目線はもう釘付けになってしまった。目が離せない。

そして、そこから『IN THE NAME OF(〜の名において)』の演奏が始まった。

めちゃくちゃカッコイイ!!

『IN THE NAME OF』はダークな世界観を見事に表現している。地の底から響くような低音とリズムがとても印象的。

そして、

『IN THE NAME OF』のダークな余韻を引き摺ったまま、『イジメ・ダメ・ゼッタイ』が始まる。

『イジメ・ダメ・ゼッタイ』のギターのリフが、ダークな空間を一気に反転させ爽快な気分にさせる。

否が応にも引き込まれてしまう。

ここで、三姫登場!!興奮は最高潮!!!

・・・となるのが今までの鉄板であった。

しかし、残念ながらYUIMETALはそこにいない。やはり寂しい思いが立ち上がってきてしまう。

いつもなら完璧なシンメトリーを拝めるのだが、大切な片翼は失われたまま。

神バンドの演奏、二人のパフォーマンスはこれまでにないレベルであるのはよく分かる。

メイトさんの力の限りの合いの手が会場の雰囲気を見事に作りあげ、最高の環境を提供していたのもよく分かる。

しかし、自分にはこの片翼の不在は余りにも大きい。素直にパフォーマンスにノメリこむとは出来なかった。

それは、ギミチョコ、ド・キ・ド・キ☆モーニング、紅月まで続いていた。

・・・

しかし、GJ!のMOAMETALの覚醒した姿を目の当たりにしてから、様子が変わってきた。

MOAMETALは会場を支配していた。ダンスパフォーマンスのキレに目が奪われる。

準備する時間のない中、初のソロで覚醒してしまうとは。

この子もやはり奇跡の子。

見逃すまいと、MOAMETALの一挙手一投足を見つめていた。一つ一つの洗練された動きと表情に覚醒した瞬間を見た。

・・・

そして、シンコペーションのSU-METAL、MOAMETALの鬼気迫る気迫に圧倒されてしまった。

このシンコペーション、過去最高のものなのではないか?

東京ドーム以上のものはお目にかかれないと思っていた。しかし、アッサリと更新してきた。しかもYUIMETALが不在のままで。

YUIMETALが復帰したらどうなってしまうのか?未来に希望を持たせてくれるとても力強いパフォーマンスだった。

それにしてもSU-METAL、MOAMETALは美人になったものだ。恥ずかしながら見惚れてしまう。

・・・

続いて、META!メタ太郎。

YUIMETALのパートをメイトさんが歌い上げる姿に強い気持ちを感じた。メタ太郎の振付けを会場全体のメイトさんが全身全霊で表現していた。

会場が波打つ。

そして、「おおー!」の迫力は過去最高のもの。気持ちが高ぶる。感情は頂点に達していた。

・・・

そこへ、『NO RAIN,NO RAINBOW』

広島のSU-METALの想い。そして、中元すず香の想い。

それをしっかり受け止め、金キツネへ繋げるメイトさん。

YUIMETALの不在もその大きな心で受け止め、BABYMETALを支えようと、力の限りを尽くすメイトさん。

その想いを全身全霊で受け止め、覚醒するMOAMETAL。

そして、小神様の捧げるかのような、これ以上にない美しいギターの音色。

小神様はSU-METALと共にクローズアップされていた。そのチームBABYMETALの心意気。

小神様の想いを引き受ける大神様。小神様と大神様の師弟愛。

「みんな好きな様にやれ。オレ達がしっかりと支えるから。」と全てを引き受ける頼もしいBOH神様と青神様。

そこで表現されていたものの全てが美しかった。

そして、その想いがSU-METALが歌う『NO RAIN,NO RAINBOW』に集約され、その美しい歌は、あの絶望の底に叩き落とされた広島の魂達に捧げられていた。

この『NO RAIN,NO RAINBOW』が我々に与えるもの。その重要さを噛み締める。

小神様にはもう会えない。あの絶望を経験した広島の人達の愛する人との無情な別れが、私の心象に描き出されていく。

その情景が、『NO RAIN,NO RAINBOW』の美しい音色と、果てしない切なさと共に私の心に津波のように押し寄せてくる。

たまらない。心が張り裂けそうだ。

そう、分かっていた。こうなる事を。だから、ためらった。

・・・

『NO RAIN,NO RAINBOW』の演奏が終わり、続けて『4の歌』『メギツネ』『KARATE』『Road of Resistance』『ヘドバンギャー!!』『BABYMETAL DEATH』『THE ONE』と至極の楽曲を私は、一つずつ噛み締めた。

こうして、BABYMETALに心震わせる日々。そして、愛する三人の娘と嫁に囲まれる日々。何て幸せなことか。

そのありがたさ。

ありふれた日常。愛する人と一緒に過ごせる日常。当たり前の様で当たり前でない奇跡的な日常。

それは平和であるから享受できる至極の先人達からの贈り物。

この平和を、この幸せを、金キツネ達に引き継ぎたい。

血が繋がっていなくても関係ない。それは、我々の息子であり、我々の娘。

『あなた達は幸せになりなさい。』

それが、かの戦争を経験した先人達から我々が受け継いだもの。我々も先人達と同じ様に受け取り引き継ぐ。きっと喜んでくれるだろう。その想いを脈々と繋げていく。

洗礼の儀。見て良かった。

闇を引き受ける

振り返って見るとこの洗礼の儀。ソニスフィアや東京ドームの時の様な終演後の喜びに満ちた満足感とは、全く異なるものでした。

どこか心にわだかまりがある。

それはYUIMETAL不在が主な原因でしたが、私にはそれだけではない様に感じました。闇の波動の様なものが、取り巻いていた感じです。

これは、やはり『BABYMETAL DETH』から始まっていたのだと思います。

BABYMETALはどこへ向かうのか?先行きの不透明さはこの頃から感じていました。

なぜ?そちらへ向かうのでしょう?

不思議にもBABYMETALは自ら進んで闇を引き受け、そちらへ向かおうとしているようです。

なぜでしょう?

なんとなくですが、私は新曲の『Distortion』にその答えがあるような気がしています。

BABYMETAL 新曲!!Distortion(その触りをこの記事で触れています。)

【キツネ様のお告げ】

BABYMETALとは、時空を超え、肉体を超え、思考を超え、メタル銀河を旅する英雄のメタルの魂の物語である。・・・光の力、闇の力。対立を超えて一つになる時、英雄は超越者となるだろう。・・・それこそが時空を超越した神話”METAL RESISTANCE”なのだ。

光と闇。それは表裏一体でありお互いに欠けることのできないバランス。”METAL RESISTANCE”においても例外ではなかった。まるで正典と外典のように。我々が見てきた”光”。すなわち3つのメタルの魂の物語はある一面に過ぎず。もう一方では知られざる”闇”。7つのメタルの魂・The CHOSEN SEVENの物語が存在したのだ。新たな時代の幕開けが今始まる。

引用元:BABYMETAL Official Site

洗礼の儀からダークサイドへの突入が始まったのだと思います。『BABYMETAL DETH』はそれを表現したもの。

キツネ様の試練なのでしょうか?それは、Only The FOX GOD Knowsです。

ただ、私が思うのは、『二元性を超えろ』と言うこと。二元性を超え、『さらなる高みへ進め』ということなのではないか?

光も闇も、善も悪も超えたところ。

きっと、それが我々が探し求めるエルドラド(黄金郷)なのではないかと。

BABYMETALはその先を見据え、自らの意志で闇に突入する覚悟を決めたように見えます。

私はその行く末を見届けたいと思います。きっと私が求めるエルドラド(黄金郷)もそこにあるような気がするから。

その旗振りのお役目が、SU-METALに与えられているのかもしれない。

メタルレジスタンス Legend”1997” SU-METALの根底に流れるもの 前編

思考が先。現実は後。

燃えろ!! 鋼鉄魂!! 道なき道を BABYMETALと共に!!

認識をアップデートし エルドラドへ向かうのだ!!!

以上、最後は妄想を暴走させて頂きました。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

追伸

8月6日は原爆記念日、SU-METALと共に平和への黙祷を捧げましょう。

それでは。また。

おち

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