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BABYMETAL 初めて買ったデロリアン 武道館『REDNIGHT & BLACKNIGHT』のお話【前編】

こんにちは。おちです。

前回の メタルレジスタンス 五月革命-FINAL BATTLE-イルミナティ奥の院 ヘッセン【後編】 で私の妄想による五月革命の話をし終えました。

このまま、武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』のメタルレジスタンスのお話しに進めたいところですが、武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』は私が初めてBABYMETALのデロリアンを購入したもの。よって思い入れが強いモノです。

今回は、妄想を抜きにして純粋に武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』を語ります。

※デロリアンとは、さくら学院の伝統芸「学年末テスト」でSU-METALこと中元すず香が、『「CD」「DVD」「BD」の「D」はなんという言葉の略か答えなさい』という問いに『デロリアン』と伝説の解答をしたことに由来します。これ以来、BABYMETAL界隈では、CDやDVDのことをデロリアンと呼ぶようになりました。

この武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』を購入したのが、BABYMETALに出会った2015年の2月、確かその1ヶ月後の2015年の3月だったと記憶しています。

およそ3年前です。語るにはだいぶ年月が経過しています。

これだけ年月が経過しているので、今さら語るのはタイミングを逸していると思われるかもしれません。

しかし、この武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』。インパクトは強烈です。

3年経っても見返す度に当時の事が鮮明に思い出され、心震わせます。

武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』は語る価値ありです。宜しければお付き合い下さい。m(_ _)m

※妄想バージョンのメタルレジスタンスは別途、語ります。REDNIGHTのシンボルであるコルセットのルーツを辿ると、面白い所に繋がることが分かりました。

武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』とは、2014年3月1日、3月2日の二日間に渡って行われたBABYMETAL武道館公演のLIVEが映像として収められているものです。

REDNIGHTが、一日目の3月1日。BLACKNIGHTが、二日目の3月2日です。

BABYMETAL 武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』を買おう!

2015年の2月にBABYMETALに出会い、ファンカムに収められたソニスフィアのパフォーマンスには心揺さぶられました。

BABYMETAL ソニスフィア 考えるな!感じるんだ!!

ソニスフィアを見てからというもの、私はファンカムを見漁り、どんどんBABYMETALにハマっていきます。

しかし、ファンカムで取り扱われる曲は『ギミチョコ!!』などの定番なものばかり。音の環境も劣悪。このような限られた中では実体のBABYMETALを理解することはできません。

そこで私は理解を進めるべく、楽曲を網羅したもの、音の環境の整ったものである公式のBABYMETALの作品を手に入れたくなりました。

購入は、音源のCDにするか、LIVE映像が収められたDVDにするかの選択に迷うことになると思うのですが、私の選択肢は一択。

LIVE映像が収められたDVDです。

で、この頃の私はBABYMETALについての知識が乏しく、LIVE映像といっても実際に何を買えば良いのかよく分かりませんでした。

ネットで調べてみた所、どうやら武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』は二日間の公演が映像に収めれているということらしい。

これならBABYMETALを抑えることができるだろうと思い、武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』を購入することを決意します。

そして、購入の相談を嫁にします。

BABYMETALについて初めて嫁に語る

音楽好きの私がアーティストのDVDを買うことは特別に珍しいことではありません。

いつものように嫁さんにお願いすれば、すんなりと聞き入れてくれるはずで、今回も順調に事は進むだろうと、軽く考えていました。

で、嫁さんに購入の話を切り出しました。

私「あのさぁ、BABYMETALのDVD買っていい?」

嫁「BABYMETALって何?」

私「三人組のアイドルで・・・。」

このタイミングで『アイドル』という単語を口走ってしまったことを後悔します。油断しすぎでした。

嫁「えっ??・・・アイドル???」

思いもよらぬ反応でした。しかし、今思えば当然の反応です。

私「しまった・・・。(心の中で)」

途端、何気ない夫婦の会話が崩れ、異様な空気に包まれます。

そう、普段の私はアイドルを毛嫌いする堅物でした。

TVでアイドルが出る度にチャンネルをすかさず回していた私の口から『アイドルのDVDを買う』という発言は、嫁にとっては青天の霹靂でしょう。

私はソニスフィアを見て、アイドルに対する偏見が払拭されていましたが、それは私の中だけの話。この事について嫁と話したわけでもないため、嫁は知る由もありません。

嫁と私の間でアイドルに対する認識のギャップは相当開いていたはず。

そのギャップを埋めないまま、いきなり「アイドルのDVDが欲しい」と訳の分からないことを言うものだから、嫁は混乱したに違いありません。

そりゃ、驚きますよね。

時すでに遅しな感はありますが、私はギャップを埋めるべく、説明を試みました。

私「BABYMETALは、16歳と14歳の三人の女の子で。アイドルなんだけどメタルをしていて、そしてメタルでダンスするんだけど、パフォーマンスもかっこよくて。神バンドっていう凄腕ミュージシャンがいて、海外で大人気でこれから世界を征服してしまいそうな勢いで、とにかく凄いんだけど。分かる?」

嫁「ちょっと待って。16歳と14歳?中学生の女の子?ロリコン?アイドルがメタル?メタルにダンス?アイドルが海外で人気?世界征服?アイドルなのに神バンド?子供が凄いの?うーん、よく分かんない。」

この手の話に疎い嫁にとって、そしてBABYMETALを全く知らない嫁にとって、夫から初めて聞かされる話は情報量が多過ぎだったのかもしれません。「?」が一杯浮かんでいました。

 

アイドルとメタルを組み合わせるだけで困惑するところに、メタルに合わせてダンスをする。そして子供。

冷静に考えればどれ一つとっても成立するものではないため、想像に苦しむでしょう。

そんなアンマッチなものが何をどうしたら成立するのか分からないし、ましてやそれが海外で人気になることも想像できない。混乱するのも無理もありません。

嫁に与えられた「ロリコン」の称号

私「うーん、なんて言えばいいのやら。見れば分かるとしか言えないや。とにかく凄いんだ。」

嫁「でも、アイドルでしょ?子供だし。ひょっとしてロリコンなの?」

私「いや。ロリコンじゃない。俺はBABYMETALの音楽性に惹かれてだな・・・。」

嫁「怪しい・・・。ね、どういう子たちなの?写真見せて!」

私「はい、これ・・・。」

私は三姫のお気に入りの写真をネットから拾いスマホにとっておいたものを嫁に見せました。

出典:BABYMETAL Official

 

嫁「まぁ、可愛い!ばっちりロリコンだね♪」

どうも上手く伝わらない。しかも、BABYMETALは「ロリコン」という認識だけ立派にされています。

その後は「見れば分かる。音楽性が。」を連呼し、懇願し続けました。

そして気持ちだけは伝わったのでしょうか、嫁は購入を許可してくれました。

ただ、BABYMETALは「ロリコン」という認識は解くことはできませんでした。

「ロリコン」という私にとっては不名誉な称号が与えられましたが、なんとか武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』をゲット。

しかし、冷静に考えてみると、確かに嫁の言うようにロリコンという入ってはならない領域に知らぬ間に足を踏み入れてしまった感は否めません。

いくら弁明しようとも子供であることに変わりはない。しかも超絶に可愛い。

三姫が夢に現れ、ハイタッチした時の幸福感といったらありゃしない。

いざ、手に入れたものの、私は何とも言えない背徳感が立ち上がっていました。

なので堂々と嫁がいる前では見ることができません。よって、一人で鑑賞しなければなりません。

私は、一人になれる隙を伺っていました。

しばらくお預けが続きましたが、ある日、嫁が「友達とご飯を食べに行ってもいい?」と話を持ちかけてきました。

チャンスです。

「そりゃもう、楽しんでおいで」と、私は嫁の背中を快く押してあげました。

そして、嫁が出かける当日、私は笑顔で嫁を見送ります。

で、一人になったところで私は背徳感のドキドキにさらされながら、武道館『REDNIGHT&BLACKNIGHT』のDVDをセット。

自ずとテンションが上がります。私は意を決して再生ボタンを押しました。

赤い夜 LEGEND ”巨大コルセット祭り”~天下一メタル武道会ファイナル~

KOBAMETALのMCから始まる。

 

今時のアイドルのプロデューサーって、前面に出てくるのが定番なんだろうな。語る内容もなんか軽い。

それはともかく、注目はギターの神、ベースの神、ドラムの神の神バンド。この人達の演奏だけでも見る価値がある。

そして、魔法陣のセットが独特な雰囲気を作り出していてカッコイイ。

BABYMETALのフードタオルを掲げて登場。おお!これもカッコイイ!!

『メギツネ』が始まった。

自分はこの曲でBABYMETALに興味を抱いた。SU-METALの歌唱力の高さに面食らい、アイドルと言うものの認識を変える必要に迫られるキッカケとなったモノ。

ソレ!!

YUIMETALとMOAMETALの掛け声がまだ幼い。

おめかしキツネさん♪

SU-METALの声も幼い。やはりまだ16歳。子供っぽさが残る。しかし、

いにしえの〜乙女たちよ♪

透き通った声。声量も十分。音程も安定しているし、高音も心地いい。やっぱりこの娘は凄い!

続いて『ド・キ・ド・キ☆モーニング』

このMVはアイドル色が濃く、見るだけで恥ずかしくあまり好みではなかった。だけど、

リンッ♪リンッ♪リンッ♪

がキャッチーで耳に残る。思わず口すさんでしまった。

そして、間奏で三人が寝そべる。この時初めてそれを見た。

なんだコレ?(笑)

それにしてもこの曲面白いな。神バンドの演奏はめっちゃヘビーなんだけど、三人はもろにアイドル。

アイドルとメタルは水と油の関係のはずなのに絶妙にマッチしている。

実はこの曲ってトンデモナイ発明ってこと?

で、『ギミチョコ!!』

うわぁ〜、畳み掛けてくるな!めちゃくちゃカッコイイ!!

『いいね!』は可愛いし、 『Catch Me If You Can』の神バンド半端ないし。『ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト』初めて聴くけどダンスのキレとレーザー光線カッコイイし、一つくらい捨て曲があっても不思議ではないが、全てクオリティが高い!

そして、一番驚いたのは神バンドのソロと『悪夢の輪舞曲』(初見)。

特にベース!

ベース半端ないって!ベースであそこまで魅せるもん!そんなんできひんやん普通。

でもってSU-METAL。変拍子を軽々と歌いあげてしまう。しかもダンスしながら・・・。ノーミスで・・・。

SU-METAL半端ないって!変拍子をダンスしながら歌いあげるもん!そんなんできひんやん普通。

出典:大迫はんぱないbot

 

半端ないって!

『おねだり大作戦』と『4の歌』は、ハイ。YUIMETALとMOAMETALが超絶にカワイイですね♪ニヤニヤしてしまう。(二つとも初見)

これは嫁には見せられない。これを見られたらマズイ。もし見られたらこのダンスのキレと、表情の豊かさと、これをやり切るスタミナの凄さを語り、決して可愛さにやられている訳ではないということを主張しよう・・・。

で、『紅月』。これも初めて聴いたけど、完全にもって行かれた!間奏のツインギター凄い!めっちゃカッコイイじゃんこれ!!

いやぁ、それにしてもSU-METALって凄いな!!

そして、『BABYMETAL DEATH』の神バンドによる超絶プレイがあり、続いて『ヘドバンギャー!!』。

ここでトラブル発生。どうやらYUIMETALが煽りの途中で転落してしまったらしい。

※この頃の私はYUIMETALとMOAMETALに思い入れがなく、また無事である事を既に知っていたため、至って冷静でした。実際に参戦した方々は気が気でなかったでしょう。

MOAMETALが満身創痍。息がもう上がってしまっている。決めるところでフラついている所に目がいく。やはり子供には厳しいのかな。まぁ無理もない。でもちゃんとやり切っているのは立派。

で、『イジメ・ダメ・ゼッタイ』でYUIMETALが復活。SU-METALとYUIMETALがアイコンタクトを交わしていた。これ、思い入れが強い人にとっては涙ものなんだろう。

MOAMETALがフラフラ。ぶっ通しで踊り続け、『ヘドバンギャー!!』でYUIMETALの分もカバーしようとする姿や満身創痍でもやりきろうとする心に熱いものを感じる。

しかし、それは菊池最愛という個人でみればの話。アイドルであればそれも一つの見せ方なのかもしれないが、メタルと言う音楽の性質上、大切なのは楽曲が作り上げる世界観であり、それをLIVEでパーフェクトに体現する事。

しかし、アイドル好きの人達はこういうのが好きなんだろうな。「頑張ってるね。応援するよ。」といった感傷に浸るような情緒的なモノ。

うーん、、、分かるっちゃ分かる。

ただ、俺はそういうのは好きじゃない。人前で披露するのに頑張るのは当たり前というか、そこで頑張らない人なんていないよな。

その中でも、その努力の結実として己を光輝かせることができるのか?誤魔化しのきかない本番のステージでそのパフォーマンスは人に感動を与えられるか?

それが全てだと思う。本物か偽物かの境目。

個人的な感傷が顔を覗かせた時点で、見ているものに同情の感情を与えることになってしまい、その世界観に浸っていたモノが夢から醒めるように一気に崩れだしてしまう。

そこに大人か子供かは関係ない。様々な事情や背景も関係ない。その世界がそこに創造されているか否か。その世界に見るものを導くことができるか否か。

その世界の創造主たらんと、本気で真剣に取り組んでいる人は、一つ一つのステージに全てをかけている。

そう考えると、ステージの世界って、とても厳しい世界だよな・・・。

生きるか死ぬかの真剣勝負。例え子供であってもその勝負からは逃れられない。戦場へ送り出す大人は気が気でないだろう。

公演のスケジュールが決まったその日から、襲い掛かるプレッシャーとの戦い。

そのプレッシャーに押し潰されそうな己の弱さに打ち克つべく、きっと日々、鍛練を積み重ねているに違いない。

BABYMETALはこの真剣勝負に勝てたのだろうか?

BABYMETALのステージ、つまりその世界とは一体、何なのだろうか?

最後の『イジメ・ダメ・ゼッタイ』を見ている途中から、楽曲に集中するのを忘れ、この押し問答が始まった。

結局、答えは見いだせないまま・・・。

改めて考えると、16歳と14歳のまだ子供と言ってもおかしくない娘たちにメタルをやらせるのは非常に酷な事なんだと思います。

メタルはストイックな音楽です。張り詰めた緊張感の上で成り立つ音楽なのだと思います。甘えが許されない厳しい世界であることを改めて考えさせられました。

それでもトラブルがあり、最後はへばってしまったとしても、このクオリティの高さに驚いたのもまた事実です。

決して子供のできることじゃない。プロの仕事だと思います。尊敬します。考えれば考えるほど、その凄さが理解できます。

しかし、何かが足りない。ソニスフィアで感じたズシンとくるものがない。軽い。よって、心が揺さぶられることもない。

もし、ソニスフィアを知らない状態でBABYMETALを見るのが武道館の『REDNIGHT』だったとしたら、私の認識はアップデートされず、今まで通りのアイドル嫌いの堅物で終わっていたことでしょう。

武道館の『REDNIGHT』だけを見て、BABYMETALはメタルか?と問われたら「いや、メタルではない。」と回答すると思います。

・・・

以上、これが私の『赤い夜 LEGEND ”巨大コルセット祭り”?天下一メタル武道会ファイナル?』で感じたこと、体験したことになります。

皆さんはどのような体験をされたのでしょうか?お話しを聞かせて頂けましたら幸いです。

このまま引き続き『黒い夜 LEGEND “DOOMSDAY” 〜召喚の儀〜』に行きたい所ですが、長くなってしまいましたので後編で語ります。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

それでは。また。

おち

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